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高校生教室ニュース

新高1生に影響!!2020年度以降の大学入試が激変!!!

2018.03.12

オンライン個別指導!

50万人以上の記述式の採点が短期間で正確にできるのか』

『学力レベルの高い生徒にしか対応できないのではないか』

『大学入試問題に教師は対応できるのか

『違う民間資格の成績を同じ基準で比較することは適正か、機会や負担は公平か

受験生の負担が増えすぎるのではないか』

実用性重視の問題を共通テストで出題することは適切か』等、

大学入学者選抜改革に対して懸念する声はまだまだ尽きないが、英語の民間資格・検定試験については、2018年3月10日、東京大学は、合否判定に使わない方針を明らかにしました。
この方針は他の大学にも影響を与えるのではないでしょうか。

メディアでも大きく取り上げられていますが、文部科学省では、高大接続改革(大学教育改革、高校教育、大学入学者選抜改革)への取り組みが進められています。
その中で、今後直面する受験に関わる大学入学者選抜改革が一番注目されているのではないでしょうか。

受験が変わることは分かってはいても、各方面からの指摘もあり全貌がはっきりと見えてこない中、結局どのような勉強をしていけばいいのかと、大変な不安を抱えている方も多いことでしょう。

まず、大学入試がどのように変わっていくのかについて見ていきましょう。
大学入学者選抜改革では、2020年1月を最後に1990年から続いた現行のセンター試験は終わりをつげ、2021年から『大学入学共通テスト』(国語数学では記述問題導入、英語は4技能を評価する問題導入等)が実施されることが決まっています。さらに、大学入学者選抜改革では、学力の3要素を多面的・総合的に評価することが重要だとされています。

学力の3要素
①知識・技能の確実な習得
②(①を基にした)思考力、判断力、表現力
③主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度

従来のテストでは、知識・技能が重視され多面的・総合的に評価できていないとの指摘があり、思考力、判断力、表現力をさらに評価するため、『大学入学共通テスト』が導入されることになりました。そして、個別入試でディベート等を行うことにより主体性・協働性を評価されることになります。

3要素をいかにして多面的・総合的に評価するのかは、各大学のアドミッションポリシー(何のテストを採用し何を判断して合否を決定するのか)に委ねられているわけですが、これらの組み合わせで、学力の3要素が評価することができるというわけです。

たしかに、急速に激しく変化する社会を生き抜くため、自ら考え、判断し、行動することが重要になってくるため、大学入学共通テストでは、従来のマーク式テストより思考力、判断力、表現力が問われる記述問題や資料問題を導入する文部科学省の意図は分かります。

さらに、「新テストに対応できる記述問題集」のようなタイトルの書籍に飛びつきたくなる生徒・保護者様の気持ちも重々分かります。

しかし、知識・技能の確実な習得を基にした思考力、判断力、表現力ですので、知識・技能が無いことには思考・表現などできるはずがありません。知識を身に付けた上で、その知識を用いて考え、記述ができるのです。

落ち着いてまず、知識・技能を高めることが先決です。1回目(全3回予定)のプレテストの詳細については後述しますが、国語では、主に問いたい資質・能力(知識・技能)は、ほとんどの問題で「言葉の特徴や使い方に関する知識・技能」だとされています。

国語と同様、記述問題のある数学ⅠAでは、ほぼすべての問題で「数学における基本的な概念や原理・法則の体系的理解」OR「事象を数学化したり、数学的に解釈したり、表現・処理する技能」だとされています。

『国語では語彙の理解、数学では定理や公式の理解、文章からの立式などを求めています』ということに他なりません。
さらに、数学ⅠAの試験時間70分に対し、処理しなければならない情報の量が多すぎるため、基本的な計算等はこれまでにも増して素早くできなければなりません。

今後の大学入学者選抜改革の動向を把握し、意識していくことは大切ですが、
詳細は未確定ですので、記述問題・資料問題対策に踊らされることなく、語彙力の強化や基本的な定理や公式の理解、正確な計算力の習得等、基礎学力を鍛えていくことが最重要です。

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