４月中旬に新規開校しました三鷹個別学習会もわたくしどもの指導理念をご納得いただき生徒数は３０名を超え、夏期講習を迎えました。

非受験生は学校課題のフォローや１学期の理解不十分な分野の補強、積み重ね教科である英語のつまづいているところまで戻っての基礎の積み直しなどにしっかり取り組めました。特に高校１年生の数学Ⅰの理解はこれから先に非常に関わってくるので、理解できていないままにしてしまうと、あとで大変なのでそこを補強できるいい機会だったと思います。

受験生は現役既卒関係なく、９月以降のステップアップのための基礎の徹底が中心でした。ただ受験生に関しては、現状の学力と志望校が、やらなくてはならないことのすべてを決めますので、それを教務が各生徒それぞれに対して分析し、夏期講習は弱点があればその補強、また基礎力不足で伸び悩んでいる生徒はそこの積み直しなど生徒一人ひとりに対して有意義な時間がとれました。しっかり演習量を確保しやるべきことをやった生徒はここからしっかり伸びていきます。ここから自分が夏にやったことに自信をもって勉強を進めていってほしいです。

最後に。ご相談に来られる生徒たちの中で集団授業形式の大手と呼ばれる予備校に通われてる方たちがけっこういます。その生徒たちに共通して見られるのは、自分の学力レベルと授業でやっているレベルが合っていないことです。この状態で何が起きるかというと、授業の予習復習に勉強時間の大半をとられ、そのほかに軽く見られがちだが、しなくてはいけないもの（単語の暗記や演習）の時間を削ってしまっています。まだ基礎が固まっていないうちに、このような時間の使い方をしてしまっては、当然学力の伸びは期待できません。ですから、成績が伸びないと感じでいる方は今一度自分がやっている勉強内容と現状の力がマッチしているのかをぜひご確認ください。

2016/9/16 　室長　前山　大