営業電話はいたしません
2018.10.05
よく塾を探しているときに資料請求をしたら、たくさん電話がかかってきたという話を耳にします。
もちろん当塾も資料請求があった場合すみやかにパンフレットを送っております。
しかし、携帯番号やメールアドレスがわかっていたとしてもそれ以上こちらから連絡することはありません。
当塾が他塾と大きく違う点は教室責任者である私が生徒ひとりひとりの日々の授業カリキュラムに責任を負っているので、個別指導ではありますが授業は私の指示でまわっております。
当たり前のことですが、生徒一人一人の状況も違いますし、つまづくところも人それぞれです。
それは一つの授業内でも臨機応変に対応しなくてはなりません。
例えば生徒から「今日学校でやった授業のここがわからなかった」という話があれば、そこで私が今それを解説する必要があるか判断します。講師たちには判断させません。
それを吸収する土台ができているこには、授業のカリキュラムの中にその問題を解説する時間を組み込みます。
しかし、まだその分野の基礎固めが終わってないときに応用問題がわからなかったとしても、問題ありません。
例えば数学の4STEPや4プロセスなどの問題集の応用問題を授業でやったがわからないといった場合、その基本問題を解くことができる生徒には問題の解説をします。でもまだ基本の理解がおぼつかない生徒には説明はそのときにはしません。まず基本問題を解けるようにします。
よく個別指導は授業の進みが遅いと言ったりしますが、遅いも何も、できないところが見つかったら、それが重要な土台となる部分であったらそれを潰さないかぎり授業を進めても、まったく意味はありませんし、偏差値が55くらいある生徒でもそういうことは多々あります。
このようなことが日々生徒の人数分だけ起きる可能性があります。
ですから、話を戻しますが、塾にとって一番重要なのは塾生の日々の授業であり、営業ではないのです。
今の時代塾選びはなかなか大変だと思います。
数は多いし、ネット上でも情報は山ほどあります。
ですから、塾を探す際に気をつけていただきたいのは、「しっかり自分の目で確かめる」ということです。
確かめる内容は
・自分(お子様)の目標目的に合っている塾か
・自分(お子様)の勉強に対して責任をもつであろう人が、ゴールまでの道筋を明確にしてくれるか
この2点です。
大変残念なことですが、当塾は他塾から転塾してくる生徒が多いです。
だいたい学力の判定テストをさせてもらうと受験に必要な基礎ができません。
本人のついていく努力が足りなかったというのももちろんあると思いますが、塾の中には実際そういったついていけない状況になった後、リカバリーできるカリキュラムがなかったり、本人のレベルとあっていない相当量の課題を毎回だし、それをこなせた人だけが合格保証の対象になるといった塾もあります。
しっかり見極めてください。
特に偏差値が55未満の生徒はしっかり環境を選びましょう。
偏差値55といっているのは、50が真ん中くらいの学力なのですが、55くらいまでの生徒は実際まだ抜けている部分があったり、理解不足な部分がけっこうあります。55を超えてくると自分で勉強する力も備わっていて、どの環境にいても、ある程度吸収する力はあります。
大学受験は高校受験とは違います。
都立入試のように対策がたてやすい試験でもなければ、受験者層の学力レベルも高校受験の時とは違いがあり、さらに同い年だけとは限りません。現役、浪人合わせて勝ち抜かなければいけないのです。
自分の高校受験時の偏差値「-5」が大学入試のときの偏差値だと思ってもいいと思います。
勉強で困っている人、塾、予備校に通っているけど学力が上がらない人、ぜひ御相談ください。
何をしなくてはいけないかを今の状況を踏まえ、ご説明いたします。
三鷹個別学習会 前山 大