現役生、はやくやれ
2020.06.06
久しぶりに投稿します。
コロナの状況の中、緊急事態宣言が出てからも、葛藤の中非常に難しい判断ではありましたが、塾生の学びを止めないために希望者は通塾させていました。
これに関しては、さまざまなご意見があるとは思いますが、いろいろな情報を調べ、そのうえで決断させていただきました。
現役浪人問わず、受験生の方はこの時点でしっかりとこの3か月をどう過ごしていたか振り返ってください。
今現在でわかっていることは
現役生は基本的には夏休みは2週間しかない。
冬休みもおそらく短い。
分散登校のせいで、授業の進みは遅い。
試験の時期、共通テストなどはまだ不透明ですが、この時点で浪人生が圧倒的に有利なことは明らかです。
特に昨年度も頑張って勉強したうえでの、やむを得ない浪人生がたくさんいます。
その浪人生たちは少なくとも昨年度のアドバンテージがある中でのスタートです。
しかも、現役生にとって非常に重要である夏休みが少なくとも半分以上減るわけですから、普通に考えれば当然のことです。
だからこそ私は塾生の学びをとめたくありませんでした。
オンラインに急遽切り替えることも十分選択肢にあったのですが、私の塾にはさまざまなレベルの生徒がいますので、日頃かなり近い距離間で指導していますので、オンラインで大きく伸ばしてあげることに自信がありませんでした。
現役生の受験における最重要課題はいつの時点で基礎固めが終わるかです。
目標校にもよりますが、共通テストが行われることを前提で考えると、なおさら基礎固めは早めにしなくてはなりません。
ここでもう一度最初にいったことをもう一度。
3か月どう過ごしましたか。
自分のための勉強がどれくらいできましたか。
単語帳やりましたか。
理系のひとは数学、物理、化学の苦手な単元を克服しましたか。
そもそも全範囲はいつ終わりますか。
振り返ってみて、漫然と過ごしてしまったとか、学校から送られてくる課題をとりあえずやっていたという人はかなりまずい状況だと思ってください。
急いで受験生としての自覚をもち、自分のための勉強をしてください。
乱暴ではありますが、あえて言います。
一般受験をする生徒は学校を優先してはいけません。
今日から自分の時間を使って、自分のための勉強をしてください。
基礎固めが終わってないなら、早くとりかかってください。
やっている人とやってない人でどんどん差がついてしまいます。
挽回する時間はほとんどありません。