明治大学に合格しよう!!明治大学理工学部学部別入試 数学 傾向と対策
2023.10.05
偏差値・逆転! 数学一口アドバイス
調布の塾 つつじヶ丘個別学習会高校生教室が 明治大学理工学部(学部別入試)の数学の特徴と対策について解説します。
明治大学理工学部を志望している方は、ぜひ参考にしてください。
試験時間は90分で、マークシート方式と記述式の両方の形式で出題されます。
記述式は、2020年度までは途中経過も求められる問題と解答だけを記せばよい問題がありました。2021年度以降の3年間は途中経過が求められる問題はなくなり解答だけを記せばよいものだけになっています。
2016年度までは大問4問、5題の構成であったこともありますが、2017年度以降は大問3問です。
出題範囲は数学Ⅰ・A・Ⅱ・B(数列、ベクトル)・Ⅲで、出題範囲はかつてとそれほど違いは見られないが、
2016年度の大問2では『整数の性質』からの出題がありました。
敬遠しがちな整数分野ですが、受験本番までには取り組んでおきましょう。
大問1は例年、小問集合で様々な単元からの出題が見られます。満遍なく学習することは大切です。その中でも頻出分野は何と言っても『図形と方程式』と『微・積分法』の2単元です。
図形と方程式では、2点間の距離、円と直線・放物線との共有点など教科書に掲載されているものは最低限覚えましょう。
微・積分法では、2022年度、2018年度は体積に関する問題が出題されましたが、
例年は面積に関する問題が多くみられます。
これらの単元に苦手意識があるままで挑むのは無謀でしょう。とはいえ、標準的は問題が多く難問は見当たりません。
(MARCHで言えば、中央大学理工学部の数学の方が難しいと感じる人もいるでしょう。)
(空所補充問題と記述式での構成は青山学院大学理工学部に似ています。)
チャート式等で基本的は解法を身につけた後は、標準的は問題集を1冊やり込めば問題ないでしょう。
解答だけを記すマークシート方式、解答だけの記述問題では計算ミスは許されません。
やり方が合っていても点数にはなりません。
試験中には自分のミスに自分で気づけなければなりません。
日ごろから意識してください。
「計算ミスだから大丈夫!」と思って数学に取り組んでいませんか。
全く大丈夫ではありません。その意識を改めてください。
日ごろからミスをしている場合、緊張している受験本番で正確な答えが出せるわけがありません。
圧倒的な余裕をもって受験する人以外、ミスをして合格できるほど大学受験は甘くありません。
厳しいようですが、大学受験の現実です。
自分に厳しく、頻出単元は確実に解けるようにし、計算力を強化していきましょう。