昭和女子大学 A日程 傾向と対策 【英語】
2018.09.24
こんにちは。つつじヶ丘個別学習会高校生教室です。
今回は昭和女子大学の英語(A日程)の傾向と対策をご紹介します。
☆攻略のポイント…難易度は高くないが、偏差値換算があるため皆が出来るところは落とさず、出来ないところで差を付けたい
○範囲
コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ、英語表現Ⅰ
※英語コミュニケーション学科はリスニングが課されます。国際学科は2019年度よりリスニング(20点満点)が課されます。
○解答時間/配点
60分/100点
○難易度
標準
○問題構成
大問1 文法・語彙
大問2 文法・語彙
大問3 会話
大問4 読解
大問5 読解
○2018年度 傾向分析
・大問1
空所補充形式の文法問題が15題出題されています。難問や奇問はなく、基礎的な文法知識があれば充分に満点を狙えます。
・大問2
整序問題が5題出題されています。大問1と同様の難易度ですが、空所を2か所解答せねばなりません。ここと大問1を落としては他の受験生に差を付けられてしまいます。
・大問3
会話文の問題です。設問数は6題です。2~3文の会話の応答ではなく、比較的長い会話の空欄を埋めていく問題となっています。
・大問4
テーマ:伝記
設問は前後で推測しての空所補充(4題)や語句の意味を問うもの(2題。文脈から推測)でした。
・大問5
テーマ:不正について
設問数5題。内容説明の文章を、指示された部分に続く形で選ぶものです。
○対策
まずは文法の習得が最重要です。並び替え問題の対策として、普段から文型を意識した学習を心がけましょう。穴埋めの文法問題ではイディオムは少なく、文法・語法の出題がほとんどですので、勉強時間の配分に気を付けましょう。使用する参考書は文法・語法を多く学習したいならVintage(870題)、NextStage(742題)などがおススメです。NextStageはイディオムの収録数が多いものの、会話問題も120題と充実しているので、アウトプットに良いでしょう。上記のように文法問題は絶対に落としたくありません。問題の難易度を考慮するとNextStage程度の参考書を仕上げれば充分ですが、万全を期したい方はVintageに取り組み、問題に多く触れましょう。次に会話文問題の対策ですが、上記に記した通り長い会話の空欄補充ですので、まずは長文を読解する力が不可欠です。精読(文法に即した直訳)→速読(時間内に読み切って問題を解く)の練習をしましょう。精読は「入門英文問題精講」で文型や構造のチェックを行い、速読は500語前後の長文で演習を行いましょう。空欄補充、語句推測、内容説明ともに前後の内容や文章全体の流れを把握していなければ根拠を持って答えられません。正確に文章を読み解く力を磨きましょう。また過去問演習に加え、センター対策の問題集もピンポイントで活用できます(文法、整序、会話など)。
ゴールは決まっていても、何から始めていいかわからない、何を使えばいいか分からないとお悩みの方もいらっしゃると思います。勉強のことでお悩みの方はぜひ当塾までご連絡ください。