浪人を選択したみなさんへ
2018.04.02
2018年度の受験は受験生全体にとって本当に厳しいものだったと思います。
入学定員の厳格化の影響で人気大学は軒並み合格者の絞込みを昨年よりさらに厳しくしました。
その影響で志望校ギリギリの学力の生徒は合格最低点の上昇により落とされ、受かるであろうと思っていたところでも落ちてしまったという受験生はけっこういたのではないでしょうか。
中にはその結果を受けて浪人という選択をしなくてはいけなかった人も多いと思います。
そのような選択をした人に次の受験で失敗しないためのお話をしたいと思います。
まずやらなくてはいけないのは予備校探しではありません。敗戦分析です。
うまくいかなかったことには必ず理由があります。まずは自分の何が足りなかったのかしっかり考えましょう。
焦って予備校を探しても、その分析ができていなかったらまた同じことの繰り返しです。
というのも、自分に足りなかったものを補わない限り合格は見えてこないからです。
そして、自分に足りなったものを補うために活用するのが塾や予備校なのです。
大手に行っておけば間違いないとか、合格保証があるから魅力的だとかそういった甘い判断は決してしてはいけません。
まずは自分の学力の分析です。
基礎力は足りてますか。これが一番判断しなくてはいけないところです。
英語の文法があやふやではないですか。
単語はかたまっていましたか。
古文はなんとなくで読んでいませんか。
数学は問題集の基本例題を速く解くことはできますか。
漢字、語彙力問題ないですか。
ぜひ自分の受験を思い返してください。
多くの受験生は志望校に対する基礎学力が十分でないからうまくいきません。
そこを埋めることをまずやりましょう。
合格体験記にもありますが、当塾の浪人生は見事難関を勝ち抜きました。
青山学院大の16倍は私も驚きましたが、合格しました。第一志望です。
彼はやはり夏まで徹底的に基礎学力の再構築をしました。
そして現役時に足りなかったものを反省し、力をつけていきました。
これから勉強をはじめる浪人生のみなさん。休んでいる暇はありません。センター試験まで10ヶ月です。
すぐに自己分析し、勉強をはじめてください。
もし自己分析が不安な方がいたら、当塾に御相談ください。
何が足りなったのか。どこから始めたらいいのか。分析し、全てご説明させていただきます。
次も間違いなく厳しい戦いです。
勝ち抜ける学力をつけて合格を勝ち取りましょう。
2018 4.2 三鷹個別学習会 室長 前山 大