生徒募集を再開させていただきます
2021.09.17
6月いっぱいで塾生過多により、生徒の募集を締め切らせていただいておりましたが、内部進学組が落ち着きますので、9月20日から生徒募集を再開させていただきます。
ただし申し訳ありませんが、受験生につきましては今いる塾生に集中したいので、新たに受験生の募集はしません。
募集対象は高校1,2年生と中高一貫にお通いの中学生に限らせていただきます。
頑張って希望の高校に入ったはいいものの、高校内容についていけない生徒や中学の時から主要科目で苦手があったけどそのままにしてしまっている生徒、これからの受験を見据え先手をとり受験基礎学力をつけていきたい生徒など、現状をなんとかしたいと思う生徒を募集します。
上記で受験基礎学力と書きましたが、それは学校の成績をとれることと受験で力を発揮することはリンクしないことのほうが多いからです。
学校の成績が取れる生徒は、授業を理解し、毎回くる定期テスト前にその時の範囲をきっちりやっている生徒で、これはもちろんとても偉いことです。
しかし、模試などを受けてみたら、このような生徒でも点数が取れないということはよくあります。
これは受験や模試などの試験の性質を考えれば当たり前です。
受験や実力テストは当然範囲は決まっておりません。
習ったところの全範囲が出題対象です。
数学でいえば、定期テストはベクトルの範囲だったけど、模試では三角関数や式と証明、さらには1年生の範囲の場合の数、確率など既習範囲の中から出題されます。
この時に、テストだけ追いかける勉強をしていると、以前習った単元の基礎事項も忘れていいたりしますので、定期テストのときはできてたのにという感じで点が取れません。
英語でも、よくあるのは学校の単語の小テストは毎回満点とっているけど、使っている単語帳の中からランダムで聞いてみると、意味だけでさえもけな半分も書けないという状況です。
受験基礎力というのは、このように出る範囲がわからなかった場合でも、各科目で対応できる力のことです。
この力を養うには定期テストのための勉強ではできません。
この力を養うためには、基礎固めを目的としたテキストを仕上げていきます。
例えば数学だと問題をみて、アプローチの仕方を一つずつ身に着けていくことであり、英語では単語力と文章を読む力をつけていく(基礎文法力+英文解釈力)ということです。
近年、大学受験でも推薦入試の重要度は高くなっています。もともとの合格人数自体の増加もそうですし、コロナ禍でのさらなる安全志向の傾向もあると思います。
しかし、以前からここでも何度か申し上げていますが、推薦を計算に入れるのはいいですが、推薦でなんとかなるだろうという推薦合格ありきの考え方は非常にリスクが高いです。
やはり受験基礎力をつける勉強をして、一般受験ありきで推薦も選択肢に入れるという考え方が一番リスクは少ないと思います。
推薦も近年とても倍率が高く、指定校推薦であっても選ばれるまでは学校内の競争ですし、思ってたこと期待していたことと違うことが起きたときにそこまでの勉強の仕方で、その後挽回できるか、絶対間に合わないから浪人という選択しかないかが変わってきます。
まだ受験学年ではないみなさん、コロナ禍において、受験全体のレベルが上がっています。
しっかりと先を見据えていきましょう。
今回募集を再開させていただきますが、コロナ禍という状況もあり、入塾希望者の人数次第ではどこかでまた塾生募集を制限せざるを得ないかもしれません。
三鷹個別学習会 前山