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駒澤大学過去問題(全学部統一)分析 政治・経済編

2018.09.26

駒澤大学政治・経済入学試験の分析です。

 

大問は4問構成、全問選択問題で、試験時間は60分です。

2018年の全学部統一入試問題を参照すると、下記のような形式で出題されていました。

 

大問1:日本国憲法と選挙制度 (7問)

大問2:司法権、刑事裁判と民事裁判 (7問)

大問3:国際収支と為替市場 (5問)

大問4:公害と環境問題、地球規模の対策 (5問)

 

 

◎問題構成の内容

〇大問1 (7問)

 日本国憲法の基本原理の一つである国民主権を実現する手段の重要な要素として選挙があり、その制度についての設問が中心となっています。

 18歳で選挙権が付与されることや国民投票についても触れており、近年の事情が反映された問題構成となっています。投票率など、数値に関する問題も出題されていますが、正確な値を記憶する必要はないでしょう。ただ、おおよそどの程度の数値であるかのイメージは持っておきましょう。

 

〇大問2 (7問)

 日本の司法制度について、具体例を交えてその内容を問う問題です。

 最後の設問に裁判員に関する問題が登場し、やはり近年の事情を反映してはいますが、多くの設問は司法制度、特に司法権の独立を中心としたルール・原則についての設問となっています。

 

〇大問3 (5問)

 国際収支と為替相場を中心に問う問題です。日本がたどってきた為替の歴史についても触れています。

 為替の基本的な仕組みと歴史が中心となっており、教科書に載っている内容を理解していればほぼ答えられるでしょう。

 

〇大問4 (5問)

 日本における公害問題と地球規模での環境問題に焦点を当てた問題です。法律と条約の違いに気を付けながら答えていく必要があります。

 問題の内容は標準的です。問題文が時代の流れを踏襲しているので、時系列に沿った理解ができているならより答えやすいでしょう。

 なお、大問3および大問4の問1は問題文中の空所補充なので、解答数はそれぞれ5問より多くなります。

 

◎対策

〇基礎知識は幅広く押さえる!

 社会科の中でも特に政治経済系統は社会状況によって出題傾向が変化することの多い科目です。しかし、基本となる部分(法の成り立ち、経済主体など)について大幅な変化があることは考えられないので、ベースとなる知識を問われた際には確実に得点できるようにしましょう。

 

 

〇時系列に沿った理解を重視しよう

 傾向として、問題文が時系列を追う形で書かれることが多いので、過去から現在に向けて、様々な制度がどの順番で成立したかを理解していると対応がしやすいでしょう。

また、三権分立については触れられる可能性が非常に高い(過去3年ではその中でも司法権への言及が最多)ため、三権分立とそれぞれの権限にかかわる憲法について答えられるようにしておくことが必要です。

 

 

 

 

具体的に入試を受けるにはどの程度の点数をとればいいのか、また、自分の実力だとどのくらいの点数がとれるのか……などなど、詳しい情報や個人的な分析に関しましては、当教室までお問い合わせください。

つつじヶ丘個別学習会高校生教室 

 

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