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高校生教室ニュース

出遅れた人が難化する私立大に合格する方法

2018.06.18

オンライン個別指導!

私立大学全体でみれば、運営法人の4割が赤字という声もあり、

全国規模では易化の方向に向かっていることは間違いありません。

 

ところが首都圏の場合、多数の有力私学が溢れている地域においては、

2016年から始まった「入学定員の厳格化」によって合格者数を減少させています。

それは、基準よりも多くの学生を入学させると国からの補助金が全額カットになる制度が施行されたことが原因となっています。

そのため、各大学は基準内におさめるべく、合格者を絞り込んでいるのです。(入学定員超過率の基準は下記を参照してください)

 

受験者数の変化ないにもかかわらず合格者数が減少すれば、当然その大学は入学しにくくなります。

これが今回の「首都圏私立難化」の理由です。

 

しかしながら、今年の受験において、

当つつじヶ丘個別学習会「高校生教室」では「私学の難化」の影響を実感することはありませんでした。

自分自身がやるべきことをきちんとやった塾生(やらせた塾生)は

やはり、ちゃんと志望校に合格しています。

このような当塾の成果を裏付ける根拠がありますが、

まずは、「合格者数の減少」という現実を確認してみましょう

 

定員規模

8,000人以上

4,000人以上~8,000人未満

4,000人未満

2015年度以前

1.2倍以上

1.3倍以上

2016年度

1.17倍以上

1.27倍以上

1.3倍以上

2017年度

1.14倍以上

1.24倍以上

2018年度

1.1倍以上

1.2倍以上

2019年度から1.0倍を超えた学生に見合う分の減額措置を行う予定。

0.95倍以上~1.0倍以下の場合には、一定の増額措置を行う予定。

 

この制度の影響で、2016年度以降、厳しい入試になっていることは間違いありません。

2016年度以降、

早慶上理・MARCH・日東駒専のほぼすべてで志願者が大幅に増加しています。

大学名

志願者数

前年からの増減

合格者数

2016

2017

2018

2017

2018

2016

2017

増減

早稲田

108,039

114,983

117,209

6,944

2,226

17,976

15,927

-2,049

慶應義塾

44,797

44,845

43,301

48

-1,544

9,252

8,978

-274

上智

27,748

29,277

31,181

1,529

1,904

5,176

6,056

880

東京理科

50,156

52,222

56,566

2,066

4,344

15,724

16,044

320

早慶上理合計

230,740

241,327

248,257

10,587

6,930

48,128

47,005

-1,123

明治

108,500

113,507

120,279

5,007

6,772

24,144

22,854

-1,290

青山学院

59,850

60,966

62,905

1,116

1,939

8,833

8,064

-769

立教

60,693

62,655

71,793

1,962

9,138

12,838

11,260

-1,578

中央

75,275

74,029

88,182

-1,246

14,153

16,431

15,857

-574

法政

101,976

119,206

122,499

17,230

3,293

23,192

21,181

-2,011

MARCH合計

406,294

430,363

465,658

24,069

35,295

85,438

79,216

-6,222

日本

104,307

112,003

115,180

7,696

3,177

29,368

29,081

-287

東洋

82,327

97,705

115,441

15,378

17,736

22,570

23,170

600

駒澤

38,448

41,275

44,815

2,827

3,540

10,058

9,402

-656

専修

35,949

43,856

45,761

7,907

1,905

10,518

9,749

-769

日東駒専合計

261,031

294,839

321,197

33,808

26,358

72,514

71,402

-1,112

13大学合計

898,065

966,529

1,035,112

68,464

68,583

206,080

197,623

-8,457

 

志願者の増加に伴い、合格者も増えれば問題ないのです。しかし、実際は早慶上理・MARCH・日東駒専の13大学合計で2016年度から2017年度で志願者は68,464名増加に対し、

合格者は8,457名減少しています。

2018年度は、13大学中5大学で志願者が100,000人を超えています。13大学合計では、2017年度から68,583名志願者が増加して、さらに倍率が上がっていることでしょう。この傾向は、上記13大学に限ったことではありません。

東海大、芝浦工大、明治学院大、東京都市大、国士舘大、武蔵野大、成城大、学習院大などの大学でも同様です。

 

2019年度以降は、「入学定員の厳格化」がさらに進みます。そのため、大学側はこれまで以上に合格者を減らし、基準を満たさなければなりません。「入学定員の厳格化」のしわ寄せは、確実に受験生に向かうことでしょう。浪人生の増加により、現役生はより厳しい状況に追い込まれるかもしれません。更なる競争激化を迎えることが分かっていますので、それに備えて、慎重に緻密な作戦を立てなければ合格することは難しいでしょう。

 

当塾は、2006年以来、各年度の合格実績を一人一校表記、すなわち、「進学実績」として公表しています。

(一人一校表記:一人が10校20校合格しても進学した1校しか「実績」として出していません。)

そして、数多くの逆転劇を積み重ねてきました。

高3の夏から受験勉強を始め青山学院大に合格した生徒、純粋にほぼ無の状態から1年間の受験勉強で明治大学に合格した生徒、高校野球のエースが夏の引退から受験勉強、いや勉強を始めて日本大学に合格した生徒もいます。

当塾には都立最上位、私立上位の高校の生徒から、通信制の生徒まで多士済々です。

高校の差はあるとしても、何のためらいもなく、

自分自身の目標に向かってそれぞれが、自分自身の学習法で日々の積み重ねを行っています。

これこそがつつじヶ丘個別学習会「高校生教室」の在り方であり、また誇れるところです。

 

さて、お話を戻し、情報の確認をいたしましょう。

 

倍率が圧倒的に上がったとはいえ、

問題難易度・合格最低点が圧倒的に上がったわけではありません

明治大学商学部一般選抜について考えてみましょう。

 

合格最低点

満点

得点率

倍率

合格者数

2017

252

350

72

6.7

1121

2016

218

350

62

5.1

1351

2015

241

350

69

4.3

1481

2014

239

350

68

4.7

1213

2013

243

350

69

6

1053

 

たしかに、合格者数は2015年度→2016年度→2017年度と減少し、倍率も上がり、かなり難化していると感じるかもしれません。

しかし、合格最低点は2013~2015で一番低い2014年度と2017年度を比べると13点しか変わりません。

以前より13点多く得点できるようになれば合格です。13点ならばどうにかなりそうな気がするのではないでしょうか。そうです。どうにかなります。結局、合格最低点をいかにして超えるかです。

そのために、

①現在の学力を知ることです。

②ゴールを知ることです。ゴールは分かりましたね。志望校の合格最低点です。

③限られた時間内で①と②の差を埋めるために、受験勉強を進めるのみです。

 

何となく分かってはいても、現在の学力を正確に把握できているでしょうか。現在の学力が高い人が合格するわけではありませんし、現在の学力が低い人が不合格になるわけでもありません。登山初心者であっても、適切な指導者の下で適切なルートを歩めば、登頂することができるでしょう。上級者であっても、森に迷い込み、適切なルートを歩めなければ頂上へは辿り着けません。それと同様の事です。

大切なことは、現在の学力を正確に把握し、ゴールに到達するために、適切なルートを歩むことです。

歩むべきルートは、現在の学力・ゴール等によって様々ですので一概には申し上げることができません。

受験に向けてのご不明点、お悩み・ご相談等ございましたら、調布市にある個別指導塾、つつじヶ丘個別学習会にお気軽にお問い合わせ下さいますよう、お願い申し上げます。

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