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合格体験記

早稲田(建築)第一志望から海外国立医学部へ!波乱の逆転合格!夢のスタート地点に。

2019.03.05

海外医学部入試受験・合格体験

(2019年度合格体験記)

晃華学園 → チェコ国立カレル大学(医学部予備コース)逆転合格!

(追記)2020年1月26日付、朝日新聞連載「受験する君へ(有料記事)」にIさんが紹介されました。『道は模試の一覧表以外にもチェコ国立カレル大医学部・予備コース』、有料記事のためご紹介するのは申し訳ないのですが記事の内容からは、予備コースにおいても多文化の中で一流の教養課程らしく、厳しくも素晴らしい教育を受けていることが感じられます。

【Iさん合格体験記】
私は中学2年生から高校1年生までの3年間、海外に住んでいました。そのため高校2年生で日本に帰国した時、どの教科も基礎を全く理解しておらず、何から手をつければいいのかわからない状態でした。個別学習会では、毎回先生がその日にやるべき課題と次までにやることを教えてくださいます。また、生徒を1人1人みてくださるので、自分のわからないこと、やりたいことやその他様々な相談を気軽にすることができました。私は海外の大学、しかも医学部志望というとても普通ではない選択をしていたので、柔軟に対応してくださる個別学習会に通って正解でした。先生方は数学や理科系科目の英単語帳を作ってくださったり、ネットで入手した問題などを使って演習や解説をしてくださいました。大学に関しての情報はほぼ無く、過去問も出回っていないので本当にありがたかったです。先生方に全面的にバックアップいただいたおかげで、私は2つの国の大学の計5校を受験し、全ての大学から合格をいただくことができました。個別学習会に通わなければ、医者という夢のスタート地点にさえ立てなかったと思います。先生方には本当に感謝しています。ありがとうございました。

【保護者様体験記】
娘が高校2年生の4月に3年ぶりに日本に帰国した時、これからどのように勉強すれば学校の勉強に追いつくのか、そして同時に大学受験の準備ができるのかと途方にくれました。海外では現地のインターナショナルスクールに通い、勉強の内容も方法も全く日本とは違っていたからです。個別学習会に伺うと、松永先生がまずじっくりと娘の話を聞いてくださり、その上で大学受験までにどこに重点を置いてどのように勉強すれば良いのかを示してくださいましたので、ホッとしたのを覚えています。娘が海外の大学の医学部を受験したいと言い出した時、私は娘の成績ではとても無理だと思ったのですが、松永先生がネットで様々な情報を集めて対策のための勉強方法を考えてくださった上に、他の先生方も独自の英単語帳の作成や課題を集めて娘の勉強を支えてくださり、娘1人のためにここまで親身になってご指導いただけることを親として本当にありがたく思いました。手探りの受験勉強で精神的に辛い時にも、いつも明るく温かく接してくださる先生方のおかげで、娘にとっては個別学習会で勉強している時が一番精神的に落ち着き、集中できる時間だったと思います。おかげさまで、娘は希望したチェコの大学医学部予備コースに合格することができましたが、個別学習会という信頼できる塾に巡り会えたからこそ、娘は受験を乗り越える事が出来ました。松永先生はじめ、娘を支えてくださった先生方皆様に、心から感謝しています。

【室長 松永より】
Iさん合格おめでとう。これまでの努力が報われましたね。かなり険しい道のりでしたが、やり遂げました。Iさんは高2の6月の入塾時、『海外にいた3年分、日本のカリキュラムの抜け落ちている部分がある。キャッチアップをして早稲田大学建築学科の受験に備えたい』とのことでした。

また、現地での話を聞いてみると、数学や物理は公式を見ながら、計算には電卓を使用して問題を解くとのことでした。実力判定テストの結果、数学は因数分解の公式等の基本事項が覚えられていませんでした。物理は学校で円運動の導入でしたが、重力の意味さえ理解できていない状態でした。

ここからIさんの逆転合格に向けた受験勉強は始まりました。未習・理解できていない単元は導入から行い、演習問題を宿題でこなし、小テストを行うといった基礎学習を繰り返しました。さらに定期試験前にはテスト対策と努力を重ね、冬休みには、センター形式の数学ⅠAで80点台や90点台も出てきました。得意科目の英語は、センター同日模試の偏差値72.6。英語力の確認のため、早稲田の過去問を3年分解くと、語彙問題に多少不安はあるもののほぼ出来ている状態。残りの数学・物理・化学を1年後の入試までに仕上げれば合格できると、目途は立ったところでした。

2月上旬、『海外の医学部を受験したい』との話がありました。突然の進路変更に大変戸惑いました。サンプル問題を見たところ、英語での出題ではあるものの難解な読解が求められるわけではなく、数学や理科の専門英単語さえ覚えることができれば英語力を武器にすることができ、数学理科の進み具合からも間に合うと判断しました。海外医学部と早慶の併願では、英語・数学・物理・化学に加えて生物と科目数は増加し、出題傾向は全く異なります。それに伴い、Iさんはどのように学習を進めていくべきかパニックに陥っていました。やらなければならないことが多すぎてパンクしそうなIさんを励ましながら一緒に計画を立て学習を進めました。英語が得意とはいえ、一朝一夕で専門用語の暗記ができるわけもなく、英文で出題される数学や理科の問題を解く練習には大苦戦しました。しかし諦めず学習を続け、対応できるようになりました。志望動機書を何十回も書き直しどうにか出願・受験を迎えました。

受験前日、私からの宿題は『合格』の二文字です。プレッシャーを与えてしまったかもしれませんが、それまでの努力を考えれば必ず合格できるはずだと思いました。2日間の受験を終え、できることはやったとのことでした。迎えた12/20にハンガリーの3校に合格。かなり喜びましたが、第一志望はチェコです。合格出来ていることを祈っていました。翌日、チェコの2校にも合格。結果として受験した5校すべてに合格しました。Iさんは途中、気持ちが折れそうなこともありましたが、本当によく頑張りました。今後はさらに難しい勉強が待っていることでしょうが、夢の実現のために努力を続けてください。Iさんならきっと大丈夫です。

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