指導形態

指導形態指導形態

生徒一人ひとりの異なる「目的・目標、学校などの学習環境、現状の学力、および個性・人格」に合わせ、より効率的な個人指導を行う塾です。

他の個別指導形式の塾のように、指導の大半を、雇用した講師に委託し、教室責任者は主に講師管理、生徒管理、および営業活動に従事する、といった運営形式をとる塾ではありません。

各教室の室長と教務職員が個別指導のプロの一職人として、生徒の学習指導およびその成果に対し、全責任を負います。
そして、私たちの意図を理解し実践してくれる講師諸君の協力を得ることによって、さらなる指導の充実を図り、生徒ならびに保護者の皆様に満足していただける学習成果をご提供いたします。

以下に続く内容も、ぜひご一読ください:

教室風景
塾長写真
<土台となる精神>

「教育者の端くれであるという責任を自覚すること」・・子供や若者の人生の方向性にかかわる職業に従事しているという責任と畏れと謙虚さをもって、彼らにリーダーシップをとる。

「職人として結果第一主義であること」・・我々が何をしたかではなく、指導の結果、生徒が何をできるようになったのかを常に検証する。
その積み重ねから当初の目標を達成することができたかどうか、そこに全責任を持つ。学習指導にたずさわる一職人として「結果がすべて」というプロ意識で常に自分を追い込み、必ず生徒により良い成果を提供する。

<必要とされる能力>
  • ● 経験と長年の研鑽に裏打ちされた指導技術、「学習指導のプロ」であること(次章にて詳述)。
  • ● 生徒一人ひとりに対し最適な指導計画を立案できる知識と判断力
  • ● 生徒達の前向きな心を引き出し、指導計画を実行させるだけの熱意と毅然とした指導力
  • ● 思春期の中で揺れ動く子供達一人ひとりの心の微妙な変化や、学習指導上の不具合をいち早く鋭敏に察知する感受性
  • ● 適宜、学習計画を状況に合わせ微調整する判断力と柔軟性
  • ● 日々の学習指導の中で否応なく出くわす様々な問題をよりよい形で処理する問題解決能力
  • これらが備わってはじめて「個別指導のプロ」といえるのであると思っております。

・・・とはいえ、プロであるとか、ないとか本当はどうでもいいことです。驚くほど成績が伸びたり、あきらめかけていた志望校に合格できた時、生徒達が本当に輝いた顔をして心から喜んでくれます。結局、私たちはその姿を見たいがためだけに、自分に鞭打っているわけです。
目標を達成し塾を卒業していった生徒達が、自信にあふれた顔で次のステージで生き生きと活躍している様子を見聞きするのは本当に快く頼もしく思え、それまでの苦労も心労もすべて忘れてしまいます。塾生のみんな、がんばれ!

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開校以来、この15年間のうちに個別指導と名のつく塾が、一斉形式の塾を淘汰し、巷間に溢れるようになりました。塾を探していらっしゃるお子様そして保護者の皆様も、何を基準に塾を選べばよいのか迷っていらっしゃることでしょう。そこで、まず個別指導塾業界の実体について触れ、そのうえで当「個別学習会」が他の多くの個別指導の塾と一体どこが違うのか申し上げましょう。

雨後のたけのこのようにいまも増えて続けている個別指導の塾ですが、それに伴い、ますます教室責任者や講師を急募する必要性にせまられています。必然的に、ほとんど学習指導の経験も実績もない方が、教室管理・生徒管理・講師管理・受験知識そして営業方法を短時間で叩き込まれ、その塾の冠名の元に室長として生徒や保護者の皆様とお話をされています。

もともと昔から、塾に向いている人(教育者という言葉に置き換えても良いかもしれません)はそんなに多くはいません。そして、一般に塾の就業内容および拘束時間は過酷なので、長続きする職員も、やはりそんなに多くはいません。現に、私が塾に初めて勤務した27年前でさえも、教室責任者の入れ替えは頻繁に起こっていました。かくいう私も、採用されてわずか1週間後、まったくわけも分からない状態で教室責任者にされてしまいました。

このように昔から、そしてますます激しくなる塾の人材不足は、たえず塾業界全体を取り巻く大きな問題となっており、さらに、東京では、東京の大手個別指導塾だけではなく、名古屋、大阪からもどんどん会社組織の大きな個別指導塾が進出しており、各地で生徒のみならず職員・講師の奪い合いをしています。このような状況から、人材不足はとりわけ個別指導塾の業界で、さらに深刻になっているのです。とにかく、塾というところはベテランの職員いわゆるプロが育ちにくい環境であることは間違いありません。とはいえ、やはりプロはしっかりと存在しています。ただし、何のプロであるかが非常に問題となるのです。

塾は規模が大きくなればなるほど、会社組織である以上ますます営業第一主義にならざるを得ません。したがって、それらの塾の幹部には、「営業のプロ」「トークのプロ」「生徒・講師管理のプロ」と呼ばれる方は数多くいらっしゃいます。しかし、「学習指導のプロ」と呼ばれる方は首都圏全体でもほんの一握りしかいないのが、残念ながら個別指導塾業界の実情です。

その数少ない「学習指導のプロ」を育てている塾のひとつがこの「個別学習会」であることは自信を持って断言できます。これこそ、他の個別指導塾と当塾が区別されるべきところであります。私、塾長の杉原が個別指導のプロと公言しこの仕事を天職と思えるようになったのは、実は、私を1週間で室長にしてくれた(した?)塾のおかげでありました。その中堅の個別指導塾は営業に関して決して上手であるとはいえませんでしたが、学習指導に関する資料が豊富にあり、また研修も他塾とは違い営業の話はほとんどなく、各科目の指導法ばかり話し合っていました。この研鑽が、私を「学習指導のプロ」に育て上げました。個別学習会では、教務職員全員が「学習指導のプロ」たるべく、同様の研鑽に励んでおります。ちなみに、「学習指導のプロ」は、ただ勉強ができるだけの「勉強のプロ」ではなく、生徒に的確かつ効率的に勉強を教授する「生徒の学習を指導するプロ」です。

前職の塾で4教室の室長と、職員に学習指導法を教える役割を併行しつつ13年間、そして、ここつつじヶ丘に塾を開いて15年間、計28年間に2400人以上の生徒を直接指導してまいりました。学習指導の場で生徒と真摯に向き合い、その責任の重さに押しつぶされそうになったり、しばしば悶々と苦悩した貴重な経験が私に様々な知恵を授けてくれました。その経験の中で、個別指導のプロとはどのような存在でなければならないか、自問自答し、私が自分自身に課してきたことが上述の「個別指導のプロとは」の内容となっております。

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