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東洋大学 前期一般入試 傾向と対策 【国語】

2019.01.07

オンライン個別指導!

東洋大学の前期一般試験で逆転合格するための、国語の傾向と対策をお伝えします。

 

〇範囲

国語総合(漢文のぞく)

 

〇解答時間

60分

 

〇配点 …入試形式により異なるので注意!

〈均等配点入試〉 

100 (偏差値換算)

〈国語重視〉 

➀ 経営学科、マーケティング学科

150 (偏差値換算)

② 上記意外

200 (偏差値換算)

 

〇難易度

標準

〇形式

全問マーク式

大問1 現代文

大問2 古文

〇出題テーマ

年度 日程 現代文 古文
2018年度 2月8日 「都市文化と現代の文化政策」 「源氏物語」
2月9日 「『学び』の復権」 「更級日記」
2月10日 「山河にかたどられた人間」 「うたたね」
2月11日 「時間と自己」 「大鏡」
2017年度 2月8日 「『私』とは何か」 「浜松中納言物語」
2月9日 「サウンドとメディアの文化資源科学」 「大和物語」
2月10日 「笑いの本地、笑いの本願」 「宇津保物語」
2月11日 「境界の現象学」 「落窪物語」

 

〇傾向

大問1の現代文は評論文からの出題がメインとなっております。

出題自体はオーソドックスな内容が多いですが、欠文挿入のような本文の緻密な読解が求められる難解な設問もあります。空欄補充、漢字、内容説明、内容真偽などは毎年度出題があるので対策が必須です。

 

〈出題内容〉

 年度 日程  空所補充 欠文挿入 漢字 内容説明 内容真偽 四字熟語 指示内容 語彙 段落区分 箇所指摘

2018

年度

2月8日      
2月9日          
2月10日    
2月11日        

2017

年度

2月8日          
2月9日          
2月10日        
2月11日          

➀ 空所補充問題

本文空所に接続詞や言葉を補充する問題です。

② 欠文挿入

本文の指定された箇所から抜かれた文が入る適切な箇所を答えさせる問題です。

③ 漢字

同音異義の漢字の中から同じものを選択する問題です。

④ 内容説明

波線が付された部分に関して、内容の言い換え(~はどういうことか)や理由を答えさせる問題です。

⑤ 内容真偽

与えられた文章が本文の内容とあっているかどうか判定する問題です。

⑥ 四字熟語

本文中で用いられている四字熟語とほぼ同じ意味を持つものを選択させる問題です。

⑦ 指示内容

本文中の記述の言い換えを答えさせる問題です。

⑧ 語彙

本文で用いられてる言葉の意味を答えさせる問題です。

⑨ 段落区分

本文の意味段落の切れ目を問う問題です。

⑩ 箇所指摘

本文の記述を本文中の別の言葉で言い替えさせる問題です。

 


大問2は古文です。

特に決まったジャンルからの出題ではなく、2018年度は物語、日記、歴史物語からの出題でした。

現代文と同様にオーソドックスな内容ですが、段落区分など古文の出題ではあまり見慣れない問題が見受けられます。

  文法 語彙 口語訳 指示内容 内容説明 内容真偽 和歌解釈 和歌修辞 段落区分 人物指摘 敬語
2月8日          
2月9日          
2月10日            
2月11日    
2月8日            
2月9日            
2月10日            
2月11日        

➀ 文法

用言の活用や助動詞の意味が主として問われています。

② 語彙

単語の意味が問われます。

③ 口語訳

傍線が引かれた部分の口語訳を選択する問題です。

④ 指示内容

代名詞の指示する部分や、文章中の言葉の言い換えが問われています。

⑤ 内容説明

傍線部文の言い換え・理由などを答える問題です。

⑥ 内容真偽

与えられた選択肢が本文の内容に合致するか判定する問題です。

⑦ 和歌解釈

本文中の和歌の内容を問う問題です。

⑧ 和歌修辞

本文中の和歌に使用されている表現技法を答える問題です。

⑨ 段落区分

本文を展開で分けたときの切れ目を問う問題です。

⑩ 人物指摘

本文中の登場人物を問う問題です。

⑪ 敬語

敬意の対象などを問う問題です。

 

〇対策

➀ 現代文編

東洋大学一般試験前期ではほとんどすべての学部学科で偏差値換算による合否判定が行われます。

よって、他の受験生が解ける問題をできるだけ取り、解けない部分で差を付けなければなりません。

毎年出題されているような空欄補充・内容説明・内容真偽・漢字等は市販の標準的な私大向け問題集に手を付けることができる学力があれば充分対策出来ます。

(出題頻度は高いですが)欠文補充や、その他の出題頻度が低い問題への対策が合否を分けそうです。

欠文補充のような問題に対応するためには、普段の学習から文章全体の主題と各段落の要旨との関わりを意識した読解が不可欠です。

文章が論理的であればあるほど、一文抜けた際の違和感は大きくなります。この意識を持って読解をこなせば段落区分の問題へも取り組みやすくなります。

その他の問題に対しては語彙や四字熟語といった問題は普段の漢字の学習と併せて対策していきましょう。

② 古文編

古文の学習で必須となるのが助動詞の知識や用言の活用です。文法問題として毎年出題がありますし、この部分の出来が語彙や口語訳の出来にも直接かかわってきます。古典文法基礎ドリル(河合塾)程度の文法問題が一通りこなせるのであれば充分です。

和歌の解釈・修辞は毎年出題があるわけではないですが、多くの受験生が苦手としている分野ですのでここへの対策で他の受験生に差をつけることができそうです。

問題演習を通して掛詞などの表現技法の使い方を学習してください。

 

 

ゴールは決まっていても、何から始めていいかわからない、何を使えばいいか分からないとお悩みの方もいらっしゃると思います。勉強のことでお悩みの方はぜひ当塾までご連絡ください。

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