• 教室トップ
  • 合格実績
  • 合格体験記
  • 職員紹介
  • 校舎紹介
  • お問い合わせ

高校1年生、2年生が今考えなくてはならないこと

2018.09.12

高校1、2年生のお問い合わせが多くなってきましたので、非受験生や保護者様が今考えるべき点を書かせていただきたいと思います。

非受験生からのお問い合わせが多くなってきたのは当然で、今の高校2年生は現行受験制度の最終学年であり、受験が厳しくなったと学校でたくさん聞かされていますので、失敗できないから、なるべく早くから塾に行かせようという流れですね。

1年生の御相談のパターンは2つあって、1つは試験制度の変更の最初の学年ですので、どのようにしたらいいのかわからないので、早くから塾に行かせておくというもの、もう1つは高校に入って、中学との違いに影響を受け、テストで急に点数が取れなくなったというものです。

2年生がまず考えることは、今いる学校のカリキュラムを優先させた勉強でそれが行きたい大学への受験につながっていくのかということです。
社会科や理科は進捗によってはギリギリに範囲が終わるなんてこともよくあります。
入学定員の厳格化による大学受験の難化を乗り越えるために1番大事なのはなるべく早く基礎学力を固めることです。
基礎学力が固まっていれば、3年時に上記科目の進捗を学校に合わせることなく、先取りをする余裕がでてきます。
基礎学力を早めに固めて、いち早く受験対応学力の養成に入る必要がここ数年の受験を勝ち抜く中で非常に大切な要素になりました。

指定校推薦や自己推薦を考えているなら、学校を優先させることは当たり前ですが、部活動を頑張っている生徒や今の定期テストで平均点をとるのが精一杯や平均点もままならない生徒となると、目先を変え、主要科目(英、数)の基礎学力の養成を優先させることを考えるべきです。
そうしたら、3年生の早い段階で、受験対応のカリキュラムに入ることができます。
ぜひ今の自分の現状を確認してください。

1年生はまず新試験のことを考えるのも大事だとは思いますが、まずはしっかり学校の勉強を大事にしましょう。
1年の1学期にテストが全然取れなった人は理由をしっかり分析しましょう。

多くの場合は中学との科目数の違いにより、テスト前の勉強の計画がうまくいかなかったというものです。
理解科目(英数)に思ったより時間がかかってしまい、暗記科目に十分な時間が割けなかったというのが多いパターンです。
日ごろからしっかり英語と数学の授業を理解していれば、もっと勉強時間を効率よく使えます。

数学が苦手だったり、英語が中学のときに平均点以上取れてなかった人は、なるべく早く塾に行ってサポートを受けるべきだと思います。
ここでの動きの早さは後々、有利に働きます。
数学はどんどん難しくなりますし、英語も中学でいい点数が取れていても、急にわからなくなることもしばしばあります。ましてや、中学のときから少しでも苦手意識を持っていたならば、高校に入ったらめっきり点数は取れなくなるでしょう。

1学期での失敗を修正するのはそこまで大変ではありません。
ただ、これを2学期、3学期、2年生と先延ばしにしてしまうと、もう本人がちょっと頑張ってもなかなか取り戻せるものではなくなってしまいます。
中間期末のテストの状況をみて、しっかり早めの軌道修正をしましょう。

最後に、最近の学校は夏休みなどに講習をやってくれているところがほとんどです。
受験生になったときに、それらをうまく活用できれば、受験にかかる費用の削減ができます。
しかし、学校の講習が自分のレベルにあっていなければ、ただの時間の無駄です。

例えば、学校でやってくれるからセンター対策の講習をとったけど、英語の単語も基本文法も固まってないので、全然わからないという状況です。数学も似たようなことが起こります。

社会科や理科は授業の穴埋め的に講習を開きますので、そういう講習は絶対とらなくてはならないですが、上記英数のようなことは頻繁に起こるので、気をつけてください。

早めに軌道修正しておけば、そういった講習をしっかり活用できる状況で夏休みを迎えられるので、逆に塾の費用を抑えることができます。

当塾では受験生の夏期の面談で必ず学校では何の講習があるか確認し、この講習は意味があるから取りましょうとか、これは今のレベルではあまり意味がないのでやめましょうといった話をさせていただきます。
それらを踏まえた上で、塾で何をしなくてはならないのかという話になります。

個別指導の本領発揮ですね。
ただ塾での授業のコマを取らせればいいってわけではありません。

本人の状況と目標に合わせた学習カリキュラムでなくてはなりません。

2018 9.12 三鷹個別学習会 前山 大
 

メールでのお問い合わせも受付中