日大付属高校の基礎学力到達度テストを勝ち抜くためにすべきこと
2019.05.20

日本大学へ内部進学を目指す皆さん、4月に行われた基礎学力到達度テストの返却がありましたが、いかがだったでしょうか。良くできた方も、思い通りに行かなかった方も、「20%でしかない※」と割り切って9月のテストを勝ち抜くために一層勉強に励んでください。
※ 2年4月:20%、3年4月:20%、3年9月:60%
では、9月のテストで逆転合格するために、残された時間で何をしなければならないのか、日大内部進学試験に強い個別学習会が秘訣を伝授します。
基礎学力到達度テストの返却後に必ず行わなければならないこと
⑴ 9月までの学習計画
9月の試験では文系では地歴公民、理系では理科が加わりますね。どちらも短期間で点数を上げることが望める科目です。これらに十分な学習時間を確保するためには国語・英語・数学を早いうちに完成させることが不可欠です。
①国語
4月の基礎学力到達度試験では、古文の平均得点率が一番低くなっています。今年度は34.1%ですが、昨年度の平均得点率は48.9%です。今回の試験では単語と文法問題とを正解していたら40%は取れたはずです。古文の文法は英語に比べて覚えることは少ないし、単語も300個程度覚えていれば十分なので対策に時間はそれほどかかりません。苦手なまま放置しないようにしましょう。
②英語
リスニングが難化したようです。昨年度平均得点率86.08%に対し本年度66.83%でした。昨年が簡単すぎたのかもしれませんが、英語自体の平均得点率も9.3%下がっています(昨年度58.51%)。これは大チャンスですね。英語の基礎学力(単語、文法、精読、速読)を身に付けるだけで差を付けられます。過去問演習や各大問対策を行っていくためにも早期の基礎学力習得が求められます。
③数学
今回の基礎学力到達度テストにおいて、昨年度の平均得点率との乖離が一番小さい科目でした(今年度44.6%、昨年度46.78%)。指数・対数関数と三角関数の平均得点率が特に低かったので、これらを対策し完璧にすることが差をつける近道になります。この分野が苦手な方はまず2次関数の見直しをしてみましょう。それから各単元の公式などを確認し、演習問題に取り掛かってください。
主要3科目の基礎学力に関しては遅くとも6月中には仕上げておきたいです。7月、8月や夏期講習を利用して社会や理科を仕上げたいからです。
⑵定期テスト対策
①内申点も選考の参考になる
この記事をご覧のあなたはご存知のことと思われますが、日本大学への各推薦に使用される書類は3年1学期末までです。
②9月までのモチベーション維持
4月のテストが終わって、次の9月まで頑張るぞ!というエネルギー、やる気を維持するのは至難の業です。そこで、4月のテストから5月の中間考査まで、5月の中間考査の返却から7月の期末考査まで、を意識して勉強に取り掛かりましょう。
いきなり5か月間集中し続けるのは困難ですが、3週間~1か月だと緊張感を保つのにちょうどよい期間です。
また3週間続けたことは習慣にしやすいです(ダイエットや禁煙なども最初の3週間が勝負と言われます)。
そのエネルギーを維持したまま夏休みに突入し、夏期講習などを利用して社会・理科を完成させる…それができれば合格は目の前です。
以上をまとめると、日本大学の内部進学試験においては
① 勉強のスケジュールを決める(夏休みや夏期講習の有効活用)
② モチベーションの維持・日々の学習の習慣
この2点を特に意識して取り組みましょう。
あなたの努力が、逆転合格という結果に結びつくことを祈っております。
学習計画や科目の勉強法について不安を抱えている方は、つつじヶ丘個別学習会高校生教室までお気軽にご相談ください。
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