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明治大学理工学部 化学 傾向と対策

2018.09.21

偏差値・逆転! 化学一口アドバイス

調布の塾 つつじヶ丘個別学習会高校生教室が 明治大学理工学部(一般選抜入試)の化学の特徴と対策について解説します。

明治大学理工学部を志望している方は、ぜひ参考にしてください。

 

試験時間は、例年80分です。

大問が3題出題されます。

一部、記述問題を含みますが、ほぼマークシート方式です。

物理3題、化学3題から任意の3題を選んで解答できます。

ここまでは、物理と同様です。

 

そのうち、今回は化学について分析をしてみました。

出題分野については、化学基礎・化学の全範囲です。

出題範囲は広いですが、超難問は出題されず、標準的な問題が解ければ問題ありません。

【D】:理論・無機

【E】:理論

【F】:理論・有機

の大問3問です。

理論分野からの出題が多いため計算練習はしっかり積んでおきましょう。

気体や化学平衡、結合エネルギーなどは頻出です。

現役生は有機分野を習い終えるのが秋以降になる場合もあるでしょう。

そのため、理論や無機と比べると、有機分野の演習の時間が少なくなりがちです。

その場合、【D】:理論・無機と【E】理論をほぼ完答と

【F】:理論・有機の一部ができれば合格点を取ることは可能です。

しかし、計算が煩雑なものが出題されることもありますので、

【D】【E】を完答することは楽ではありません。

2018年度の【D】(1)は周期律についての出題です。

知識を暗記していなければ解けない問題もありますので、

知識は多きに越したことはありません。

また、理科2科目選択の場合化学生物選択者が多少の有利かもしれません。

2017年度【F】には有機分野の糖からの出題があり、生物を勉強している生徒には比較的、楽な問題です。

物理化学選択者には、暗記が必要であったかもしれません。

有機分野で必出の問題としては構造決定が挙げられます。

脂肪族・芳香族を問わず酸化、置換、脱水等の様々な反応を理解暗記していなければ解くことができません。

有機化学の集大成と言える分野で、暗記の量を考えれば、簡単ではありません。

脂肪族よりは芳香族からの出題が多く見られますが、

ここで芳香族だけに絞ることはできません。アルカンから高分子化合物まで網羅しておきましょう。

しかし、他大でも頻出の問題ですので、しっかり練習を積む必要があります。

この問題が取れるかどうかは合格に大きくかかわってくる問題です。

また、毎年、気体の状態方程式も出題されていますので対策をしてください。

全体としては、理論分野を固めて有機分野の練習をすることが、合格への近道ではないでしょうか。

逆転合格を祈っています。

 

 

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