昭和女子大学 A日程 傾向と対策【国語】
2018.09.22
こんにちは。つつじヶ丘個別学習会高校生教室です。
本日は昭和女子大学の国語(A日程)の傾向と対策についてお話しします。
☆攻略のポイント…難易度は高くないが、偏差値換算があるため皆が出来るところは落とさず、出来ないところで差を付けたい
○範囲
国語総合・現代文B・古典B(ただし漢文を除く)
※人間文化学部(日本語日本文学科、歴史文化学科)のみ大問1と大問2解答で古文があり、
他学部は大問1と大問3を解答し、現代文のみです。
○解答時間/配点
60分/100点
○難易度
標準
○問題構成
大問1 現代文
大問2 古文
大問3 現代文
○2018年度 傾向分析
・大問1
題材:『適応の条件』中根千枝
形式:漢字…読み2題、書きとり5題、抜き出し2題、内容説明…選択2、記述1題、内容一致5題、空欄補充1題、内容指摘1題
2500字程度の文章で内容もそれほど難解ではありません。
・大問2
題材:『石清水物語』
形式:読み2題、文法1題、内容指摘2題、内容説明2題、語い1題、敬語1題、現代語訳…選択1題、記述1題、文学史1題
古文の問題としては多少長いですが、内容は平易です。
・大問3
題材:『七つの鐘が六つなりて』石牟礼道子
形式:読み2題、文学史1題、内容説明…選択1題、記述1題、空欄補充2題、内容指摘2題、内容真偽5題
2500字程度の文章です。出題内容は標準的です。
○対策
現代文、古文共に記述の出題があるので対策が必須です。選択肢なら選べても書くとなれば苦手となる生徒は多いと思います。また、文学史も必出ですので、国語便覧を利用して国語常識の学習とあわせて勉強してください(ことわざ、故事成語の出題歴あり)。漢字は現代文では漢字検定2級程度の問題が出題されます。大学受験用(センター対策用)の問題集を一冊、必ず書きながら学習しましょう。古文の漢字の読みは古文単語帳の古文常識に記載されているものを学習すれば対策出来ます。現代文・古文共に記述があり、現代文は文字数がセンター試験より少ないので、センター試験とは別個の対策が必要です。現代文は『入試現代文のアクセス』(河合塾)のシリーズが傾向的には近いです。古文は文法と単語の習得が第一です。それが出来るようになったら文章題の演習と古文常識の勉強を行いましょう。どの大問も標準的ですので、点数を落とさない=基本問題を取りに行く勉強が必要です。
ゴールは決まっていても、何から始めていいかわからない、何を使えばいいか分からないとお悩みの方もいらっしゃると思います。勉強のことでお悩みの方はぜひ当塾までご連絡ください。