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小中学生のうちに身に着けておかなくてはいけない勉強への考え方

2019.07.12

今日は題名の通り小中学生のうちに身につけておいてほしい勉強への考え方を書きたいと思います。

なぜこれを書こうと思ったかというと、高校生を現場で教えていて、勉強が苦手な生徒はまずその勉強への姿勢、考え方から変えなくてはならないことが多いからです。

最近、定期テストを廃止したり宿題をなくした学校が話題にのぼりますが、私は賛成です。

小中学校のうちに、勉強の目的をはっきりさせたほうがいいと思います。

高校生で勉強が苦手な生徒は、「与えられたものをこなす」、「与えられなければなにもできない」といった生徒が多いです。

そして保護者様でもそれを重大だと考えてない方も多いです。

このようになったのは生徒が悪いわけではありません。

正直学校の教育の形がそうなっています。

定期テスト、定期テストのためのワーク、漢字書き取り、などですね。

定期テストは悪いわけではありません。

ただ定期テスト前になって初めて勉強して、点数とって終わったら、何もしないとか、

ワークをやって提出とか漢字間違えたら何回書いて提出とか。

これらの共通して悪い点はできるようになるためにどうするかを考えてなく、目の前にあることだけやっているという点です。

ワーク提出はあくまでやったかの確認であり、それをちゃんと理解してテストで点をとっていれば、わざわざ提出させる必要はないかと思います。

漢字も10回書くとか意味がなく、書けるようになるまで書けばいいのです。3回で書けるものもあれば、20回書かないと書けるようにならないものもあります。

最後にしっかり自分でチェックすればいいのです。

書けなければまた練習すればいいのです。

個別学習会の「勉強の3原則」の3つ目「本当にできるかチェックする」というのができれば、自分で学習する力はかなり変わります。

当塾の英語の指導で単語チェックがありますが、覚え方のコツを教えるのは、できない時だけです。

どんな方法でも覚えてくればいいので、こちらはチェックしてあげればいいのです。

小中学生のうちに、習ったことをできるようになることを優先し、自分でできるようになったかチェックできれば、勉強に対しての考え方、姿勢はとてもいい状態です。

こうなれれば、本当に難しいものや受験レベルのものなどをやる段階で初めて塾や予備校を利用すればいいと思います。
みんなが塾行く時間を英会話に行ったり、本を読んだりする時間に充てられます。

当塾にくる生徒たちの中で勉強が苦手な生徒は、勉強の仕方がわからないままきてしまった生徒がほとんどです。

そういった生徒はもちろんやることは指示しますが、まずは考え方から。そしてちょっとずつでもできるようになれば、次第に自分で勉強に向かようになります。

結果、最初偏差値30台や40台だった生徒でも10や15、さらには20上がるような生徒がでてくるわけです。

ただやはり時間はかかります。
考え方や思考のくせを変えるのは大変です。
余談ですが、実は偏差値が大きく伸びる生徒の共通点の一つは「素直」です。
素直な生徒は考え方を吸収する時間が早いのです。
勉強のやり方もすぐ変わります。

やはり時間と費用を無駄にしないように、小中学生の若いうちに、目の前のテストの点数や内申を追っかけるのではなく、自分の実力をあげる行動を見につけていただきたいのです。どうしたらいいか考えられるようになってもらいたいのです。

その結果、テストの点数があがり、内申が上がるのが、大人になってまで通用する勉強するための力がついた証となります。

三鷹個別学習会 前山

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