杏林大学保健学部一般選抜 生物 傾向と対策
2023.09.05
偏差値・逆転! 生物一口アドバイス
調布の塾 つつじヶ丘個別学習会高校生教室が 杏林大学保健学部(一般選抜)の生物の特徴と対策について解説します。
杏林大学保健学部を志望している方は、ぜひ参考にしてください。
杏林大学保健学部の一般選抜は、全学科で英語を必須科目とし、
①臨床検査技術学科/臨床工学科/診療放射線技術学科は、
国語、数学ⅠA、物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物の中から問題配付後に2科目を選択(理科から2科目選択可)
②看護学科/救急救命学科/リハビリテーション学科(理学療法専攻・作業療法専攻)は、
国語、数学ⅠA、物理基礎、 化学基礎、生物基礎の中から問題配付後に2科目を選択(理科から2科目選択可)
③健康福祉学科/リハビリテーション学科(言語聴覚療法学専攻)/臨床心理学科は、
国語、数学ⅠA、物理基礎、化学基礎、生物基礎の中から問題配布後に選択科目から1科目を選択
となっています。
医療系学部では生物受験者が多くいますので、今回は選択科目の中から、生物について分析してみます。
まず、上記①の試験範囲は、生物基礎・生物、②③は生物基礎です。どちらも大問が3題出題されます。
出題形式は全問マークシート方式です。空所補充問題が大部分を占めていますが、正誤判定問題も出題されています。
まず、①については、3題中2題は、②③の大問【1】【2】との共通問題で生物基礎からの出題です。
1題が生物からの出題です。
「遺伝情報」や「体内環境」からの出題が多くみられますが、「植物の環境応答」や「生命の起源と進化」からの出題歴もあるため、万遍なく全範囲の学習をおすすめします。
また、医療系とあって人体に関する問題はやや難な印象を受けます。
『どうしても時間がない』 OR 『生物で高得点を狙っていない』などの場合は頻出範囲に絞った勉強も手かもしれませんが・・・
②③についてですが、基本的には生物基礎全範囲からの出題です。
学部の系統上「生物の体内環境」が頻出なことは当然ですが、
「生態系とその保全」からの出題も多いため外せないでしょう。
全体的に言えることですが、難易度は標準的です。重箱の隅をつつくような知識は問われていません。
基本的な知識の定着を図れば十分得点できるでしょう。
上記のことを参考にして合格を目指してください。