杏林大学保健学部一般選抜 英語 傾向と対策
2023.09.05
偏差値・逆転! 英語一口アドバイス
調布の塾 つつじヶ丘個別学習会高校生教室が 杏林大学保健学部(一般選抜)の英語の特徴と対策について解説します。
杏林大学保健学部を志望している方は、ぜひ参考にしてください。
英語は、数学や生物と違い必須科目です。
全ての学科で試験時間は、70分で150点満点です。
大問が3題出題されます。
どの日程で受験をしても形式はほとんど変わらず、
出題形式は全問マークシート方式です。
【1】:短文の空所補充と短い会話文の空所補充の問題
【2】:整序問題
【3】:読解問題
の構成で例年出題されています。
まず【1】については、
仮定法、完了形などの文法事項から接続詞やイディオム、派生語の知識まで様々なものが問われています。
問われる内容は多岐にわたっていますが、難易度は高くありません。
基本的な問題から標準的な問題で構成されていますので、
レベルの高い問題を集めた問題集をやる必要はないでしょう。
(NextStage、POWERSTAGEや即ゼミ3等までは必要ないでしょう。)
【2】については、
基本的な構文がよく出題されます。
2023年度には、 ~する限り(as long as~)
2022年度には、 ~するとすぐに・・・する(no sooner~than・・・)
が出題されています。
基本的な構文集で構いませんので、一冊は和文英訳できるまで
覚え込んで受験すれば恐れることはないでしょう。
【3】については、
[英文1]、[英文2]の形で2種類の読解問題が出題されます。
1では、アクセント・内容説明・同意表現・内容真偽などが問われます。
アクセント問題で出題される単語はどこの大学を受験するにしても頻出のものですので、単語帳等で単語を覚えるときにはアクセントを意識し覚えてください。
2は内容説明についての問いがほとんどを占めています。2よりは1の方が文章は長めです。
とはいえ長いほうの文章もそこまで長くは感じないでしょう。
一度過去問を見てみましょう。
2018年度2月6日の英文1では、注釈はあったものの、
folic acid:葉酸、anemia:貧血、postpartum:産後、intestines:腸
といった医学、生物学系の単語が長文に含まれています。
もし余裕があれば、ターゲット1900等の単語帳には出てこない医学系の単語も覚えておくと良いでしょう。
これは英語だけではなく他教科にも言えることですが、
赤本には、各年度2日分しか過去問は掲載されていませんが、
杏林大学のHPには3日分掲載(解答・解説はありません)されていますので、活用してください。
以上のことを参考にして、逆転合格を祈っています。