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高校生教室ニュース

青山学院大学へ短期間で逆転合格した秘訣!

2017.10.20

オンライン個別指導!青山学院大学へ11月末から偏差値20以上アップして大逆転合格を果たしたO君(高卒認定・旧大検)。彼は多くの塾で今期の受験を諦めるよう勧められたそうです。しかし、私たちにはO君を逆転合格へと導く、戦略と自信が十分にありました。その秘訣・ノウハウを大公開します!

【目次】
1.11月末に、偏差値40台で、Marchを目指す。
2.GOサインの理由
 2-1.絶対に浪人はしないという強い覚悟
 2-2.学力診断テストの結果
 2-3.数学と言う教科の強み
3.O君の合格への最短ルート
4.受験経過
5.もっと上を狙えたのか
6.O君の合格体験記

1.11月末に、偏差値40台で、Marchを目指す。

一見無謀な挑戦に思えるかもしれませんが、2012年に在塾していたO君はこのような状況から、青山学院大学に合格しました。O君が塾にやってきたとき、それまでに何個かの塾や予備校で浪人を勧められていたそうです。普通はここであきらめると思います。しかし、我々は、充分に勝算があると判断し、Goサインを出しました。そして、あきらめずに挑戦したO君は、見事に合格を勝ち取りました。

2.GOサインの理由

1.絶対に浪人はしないという強い覚悟
2.学力診断テストの結果
3.数学と言う教科の強み

2-1.絶対に浪人はしないという強い覚悟

年末なのに、その年の受験に勝算があると判断した理由の一つは、絶対に浪人はしたくないという本人の強い意志があったからです。普通は、受験のプロである塾や予備校で浪人を勧められれば、諦めてしまうでしょう。しかし、彼は諦めきれず複数の塾を訪ねてきた、と言いました。この諦めの悪さが、受験にまつわる様々な困難・課題を最後までやり通す忍耐力を保証するものだと思いました。

2-2.学力診断テストの結果

二つ目の理由は、入塾後どのような指導をするか判断するための学力診断テストの結果を見たからです。充分に行けると判断しました。まず、文系にとって最も配点が大きくなることが多い英語です。勿論、受験校によっては英語の比重を低くすることもできます。例えば、彼が受験した青山学院大学の場合、英語と数学だけでも受験でき(今年はこの方式は使えませんが)、それぞれ英語150点、数学100点の配点で、合計250点中、合格最低点が約170点です。数学がほぼ満点をとれれば、英語は150点中70点ほど、つまり半分以下でも合格します。中学生レベルの英文法は大体完成しており、高校生レベルの英文法を一さらいすれば十分で、受験レベルの単語・熟語が足りないだけだ、と判断しました。本気になれば、二か月は英単語を覚えるのに十分な時間です。

次に国語に関して、古文は苦手そうですが、現代文は少し演習を積めば十分受験できるレベルになると判断しました。古文の配点は低いので、古文単語だけは覚えて、最悪の場合捨ててもよいと判断しました。勿論、先ほど挙げたように、国語を使わない受験方法もありました。が、国語を使ったとしても、例えば上智大学経済学部の場合、英語150、国語100、数学100の計350点中、合格最低点が210点、つまり、数学で満点近くが取れれば、残り英国二教科250点で、110点、とやはり半分以下の得点で合格が見えます(上智の結果は結局補欠でしたが)。

最後に本人が一番得意にしている数学です。自分で勉強してきたこともあり、未習範囲以外の部分に合格の可能性を感じさせるものがありました。その上、全範囲を終えれば、充分武器になると考えました。そもそも、予備校などが行う模試は、志望校の過去問ではないので、模試の結果は、正確に実力を反映したものではありません。しかも実際に受験するまで二か月以上残っています。これが我々が十分に間に合うと判断した理由です。

2-3.数学と言う教科の強み

三つ目は、数学と言う教科の特性です。数学は社会などと比べて、差をつけやすい科目です。社会などは集団から抜け出して抜群の点数を取るためには、長い時間をかけてかなり勉強しなければいけません。しかし数学は、抽象化の能力が高い子ならば、ポイントを押さえて勉強すれば、短期間でも武器になる科目です。また、国語などは0点を取ることはほぼありえませんし、逆に満点を取ることもほぼ不可能です。しかし、数学は下手すると0点に近い点数を取ることもありますし、100点を取る事も可能です。

3.O君の合格への最短ルート

1.志望校を決めること
2.数学の全範囲を終えること
3.英文法の苦手な分野を理解すること
4.英単語・古文単語を覚えること
5.後は過去問演習

塾に来た段階では、受験に使う科目は決まっていたものの、「なるべく良い大学」、「できれば経済・経営系」ぐらいにしか志望校を考えていなかったので、数学受験が可能な大学・本人が興味を持つ学科等を勘案し、合格可能性の高い志望校・受験方式を選択しました。例えば、先ほど述べた青山ならば、国語を使う方式では英(150)国(100)数(100)の350点中250点必要なので、数学で高得点をとっても英国が届かないと判断し受験をあきらめ、国語を使わない方式での受験を決めました。
そして、理解すべきことを理解し、覚えることを全て覚える。受験に必要な知識を過不足なく手に入れたならば、今度は実際にそれを使う演習の段階に入ります。12月半ばまでに数IIBの全範囲を終え、その後、英単語・古文の勉強を始め12月後半にはセンターの過去問を始めました。センター後は志望大学の過去問をひたすら解きまくりました。

4.受験経過

1月19日、20日にセンター試験を受けました。センターを使う出願校は日本大学経済学部数学重視方式。英語(200点うちリスニング40点)、数IA200(点数を二倍)、数IIB100の500点満点で75%の得点率で受かります。ところが、練習ではいつも満点だったIAが68点、そして、満点を取れないこともあったIIBの方が92点でした。数学の失敗が響き日大には落ちることになりました。絶対に通るはずだったと思っていた日大に落ちたショックは大きかったとは思いますが、次の受験までに時間がないのもあり、次の受験校の対策に目を向け、目の前のことに集中して余計な事を考えないようにし、法政大学、上智大学の受験を迎えます。結局、法政の受験にも失敗しましたが、上智大学経済学部は補欠。そして青山学院大学には合格しました。

5.もっと上を狙えたのか

もっと早く当塾に来ていたら、どうなったでしょうか。早慶、国公立の上位校は狙えたのでしょうか。もう少し時間があれば…、というのが正直な気持ちです。高三の四月ぐらいに来塾して、時間に余裕があれば、数学の点数はもっと安定したでしょうし、古文や英語に時間をかけられた分、今回受験した大学の合格の可能性が上がったと思いますし、届かなかった大学にも届いたかもしれません。勿論、一ツ橋や東大と言った文系の国公立の上位校の場合は、理科や社会が加わる上に、漢文もやらなければなりません。これらの大学を受けるためにはかなりの準備と勉強の積み重ねが必要です。独学で勉強を積み重ねることも可能ですが、我々プロの指導に任せていただければ、効率的な、合格に必要な最小の努力で最大の成果を収める道筋を示すことをお約束いたします。

6.O君の合格体験記

O君の合格体験記は←こちらをご覧ください。

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