令和8年度 日大付属基礎学力到達度テスト(高3・9月実施) 出題の傾向と分析!【つつじヶ丘個別学習会高校生教室】
2026.10.15
令和8年度9月テストが実施されました。今後受験を迎える1・2年生の方向けに、出題傾向を分析し、お伝えします。
令和8年度基礎学力到達度テスト分析
英語
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大問/形式 |
内容 |
昨年比 |
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1.リスニング |
(A)写真(B)イラスト(C)長めの対話 |
並 |
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2.文法/会話/整序 |
(A)文法・語法(B)会話(C)整序 |
やや難 |
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3.長文 |
グラフ スポーツと寿命 |
やや難 |
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4.長文 |
空欄補充 (B)バルーンイベントの悲劇 |
やや易 |
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5.長文 |
サムハインについて |
やや易 |
≪分析≫
1.リスニング。例年通り。
2.(A)文法。易しい。なるべく落とさないようにしたい。(B)会話。昨年並み。(C)難しい。17・18、19・20が結構手が止まりそう。残り3つをちゃんと取ろう。
3.グラフ+長文。スポーツと平均寿命に関する問題。文字数が昨年より増え(25行→28行)、設問数は変わらず。内容や設問は素直で取り組みやすいように思える。
4.空欄補充。(A)は学生が書いた小論文のような文章で、題材としては英検のライティング対策などに良いような印象。文章量は昨年度比で22行→22行(変化なし)。(B)は実際に起こった事故に関する記録。このバルーンフェスタ86により、現在に至るまで風船に関するギネス認定は停止されている。分量は23行→21行でやや減少。大問4は対策しづらいので、過去問を使って解き方、ヒントの探し方を身に着けよう。
5.長文。昨年はクリスマスキャロルのあらすじと時代背景・影響であったが、今年度はハロウィンの基となったサムハインに関して述べた文章である。内容・設問ともに平易。分量は38行→35行でやや減少。
≪講評≫
主題傾向・設問数に変化はありません。長文の長さが昨年に比べて総107行から総106行と減っています。長文問題の分量が少なくなり、相対的な難易度は下がったように思えます。内容は読みやすく設問も答えやすいものが大半でした。厄介そうな文法問題の並び替えなどに固執せず、見切りをつけて長文読解に時間を残すかが重要でした。
国語
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大問/形式 |
内容 |
昨年比 |
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1.国語常識 |
漢字の読み、四字熟語、慣用句、キーワード、類義語、文学史 |
やや易 |
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2.説明的文章 |
岩井克人「資本主義を語る」 |
やや易 |
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3.文学的文章 |
竹西寛子「儀式」 |
やや易 |
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4.古文 |
作者不詳「栄花物語」 |
難 |
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5.漢文 |
作者不詳「晏子春秋」 |
並 |
≪分析≫
1.国語常識。昨年に比べると易しいが、文学史が4月と同様に内容や特徴から作品名を選ぶものとなっており、注意が必要。
2.説明的文章。分量は昨年と比べ減少(昨年122行→115行)。設問数は変わらず。
3.文学的文章。分量は昨年と比べ大きく減少(昨年138行→121行)。設問数は変わらず。
4.古文。分量は昨年と変わらず(昨年16行→16行)、設問数も変わらず(昨年10題→10題)。ただし人物が多く、入り組んでいて難読。受験古文でよく使われる部分ではあるので、一度解いている経験の有無で差がつく。過去問のみならず様々な問題集に触れていこう。
5.漢文。分量は増え(昨年9行→12行)、設問数は昨年と変わらず。
≪講評≫
国語は昨年に引き続き、前年に比べて文章量が減少しています。国語常識では文学史が著者と作品を一致させる問題ではなく、作風から作品を選ぶ問題となっており、学習の仕方を変えなければならないような出題でした。しかし、90点以上を目指すのでなければそういったものだと割り切り、読解問題の演習に時間を割くことのほうが重要です。特に近年古文が難しくなる傾向にあるので、文法だけでなく様々な文章に触れておきましょう。
数学(文系)
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大問 |
内容 |
前年比 |
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1.小問集合 |
一次不等式、必要十分条件、データ、方べきの定理、整式の割り算、複素数、指数、対数 |
やや易 |
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2.2次関数 |
頂点の座標、最大値・最小値、判別式 |
並 |
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3.場合の数、確率 |
組み合わせ、余事象、期待値 |
並 |
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4.円と方程式 |
中心と半径、位置関係、線形計画法 |
やや難 |
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5.三角関数 |
相互関係、周期・平行移動、不等式 |
やや易 |
|
6.微分、積分 |
接線、極小値、面積 |
並 |
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7.(選択)数列 |
等差数列、等比数列、漸化式(階差) |
並 |
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8.(選択)統計的な推測 |
分散、期待値、標準偏差、正規分布 |
並 |
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9.(選択)ベクトル |
内積、ベクトルの大きさ、点の特定 |
やや易 |
≪分析≫
- 小問集合。難易度は昨年と変わらず。設問数が昨年の9題から7題へと減少した。制限時間が厳しいテストで出題数の減少は大いに易化である。小問集合で頻出の対称式の出題がなかった。
- 2次関数。昨年と同様の出題。
- 場合の数、確率。じゃんけんに関するオーソドックスな出題である。
- 円と方程式。⑶が線形計画法で、9月テストでは初めての出題。初年度は軌跡の出題もあったので、過去問の傾向ばかりに囚われず学習を進めよう。
- 三角関数。⑵が昨年の三角比の対称式に代わりグラフの平行移動であった。
- 微分・積分。きわめてオーソドックスな出題。
- (選択)数列。きわめてオーソドックスな出題。
- (選択)統計的な推測。昨年とほぼ変わらず。
- (選択)ベクトル。きわめてオーソドックスな出題。
≪講評≫
数学は全体を通してみると昨年のものより少し簡単そうに感じました。
指数・対数関数が大問で出題されないことが3年続いたので、今後の文系数学はこのセットになると思います。近年の傾向では過去問にない出題が数問出ているように思えます。問題自体は教科書レベルほどでも、過去問演習を繰り返す中で出てこない問題をその場で解くことは難しいかもしれません。過去問演習のみに囚われず、典型問題はしっかり解けるように学習しましょう。
《総評》
今年度は国語・英語の文章量の減少などで全体的には昨年より易化した印象を受けます。過去問の研究・対策が有効である点は変わらずですが、数学では過去問にない出題が数問出題されています。問題自体は簡単でも過去問にない出題で手が止まることは多いです。様々な問題に対応できるよう、文理こだわりなく大問や単元ごとの対策で過去問を活用していくと良いでしょう。
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