• 教室トップ
  • 合格実績
  • 合格体験記
  • 職員紹介
  • 校舎紹介
  • お問い合わせ
小中生教室ニュース

合格者2名!都立高専とは。

2024.03.13

高専について

今回の中3受験生は例年に比して珍しく都立高専(産業高専)志望者が2名もおりましたが、都立高校に比べて一般の認知度が高くない面があると思いますので高専の特徴と対策用について簡単に紹介します。

高等専門学校(高専)という名称から専門学校と誤解してる人もいるかもしれませんが、専門学校が高校卒業者を対象にしているのに対して高専は中学校卒業者を対象に5年間(商船学科は5年6カ月)の一貫教育を通じて一般教育と専門教育を学び、実践的技術者を養成します。高校段階の生徒も抱えてますが、高専は大学等と同じ高等教育機関に位置づけられており、全国に国立51校・公立3校・私立4校の計58校あります。

多くは工業系と商船系の学科にわかれ、工業系の学科には電気・電子系、情報系、建築系などいくつもの学科があり、高専ごとに異なります。卒業すると準学士の称号が受けられ、卒業後の就職率の高さ(99.1% 令和3年 大卒より高い)も高専の魅力です。
高専には卒業生を対象にさらに2年間のより高度な技術教育を行う「専攻科」という課程が設置されています。近年は高専卒業者の約4割が専攻科に進学したり大学3年生に編入学したりしています。専攻科修了者は学位授与機構の認定を経て学士(工学)の学位が取得でき、大学卒業と同じ資格で就職したり、大学院に進学することも可能になります。大学院に進む人も年々増加しています。

以前は中学卒業者への5年間教育課程は就職に有利でも高校卒業・大学進学というルートに比べると多少中途半端という評価もありましたが、専攻科を経て大学院というコースができてから進学面でも高専への評価は大きく変わりました。実践的技術者教育を受けている高専卒業者に対する大学等の評価は高く、高専卒業者向けの特別枠を設置する大学院もあります。
専門性の高さと就職への強さが近年の実学志向の流れで改めて評価されていて、今回塾生2名が受験し合格した都立産業技術高専は受験倍率1.65倍で、都外受験生も定員枠60名に対し162人受験と前年並みの人気が継続しています。都立高校共通問題に比べると特に数英の難易度が高めです。今回の合格者も都立高校も併願していた(高専受験日が1週間前で、高専合格すると都立高受験資格は喪失する)ので並行して過去問演習しましたが、数学が都立共通問題では80点程度とれても高専の数学は50点も取れないといった、ミスを誘発しやすい傾向・難易度はありますので、高専受験も検討されている方はぜひご相談ください。

メールでのお問い合わせも受付中