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学習指導要領改訂

【目次】
学習指導要領改訂と大学入試のポイント
学習指導要領改訂と大学入試の概要

2016年度以降、「私大の定員厳格化による大幅な難化」が大学受験を揺るがす事態となり、大学進学を考える皆さんにも不安に思われている方が多いことでしょう。入学定員厳格化に関しては2023年度入試より入学定員ではなく、総定員数に緩和されました。それにより、圧倒的に合格者を絞ることはなくなるかもしれませんが、年度によってムラが出てくる可能性はあります。

また、「私大の難化」に加え「大学入試改革」が実行されました。センター試験が「大学入学共通テスト」に名称が変わり、外部検定利用では、「英語の4技能による評価」が当然のこととなりました。2025年度からは英検に要約問題が導入されるなど変化は続いています。さらに推薦入試・AO入試がなくなり「学校推薦型選抜・総合型選抜」に改変され、これらの入試での入学者数は年々増加傾向にあります。

2025年度入試からは「新学習指導要領」での入試が始まり、現在の高校1年生・2年生は国公立、私立問わずこれまでよりもさらに難化することが考えられます。

まず、以下にそのポイントを整理してみます。さらに、その概要説明とそれぞれの実態と当塾の対策を各詳細ページにてご覧ください。

【学習指導要領改訂と大学入試のポイント】

学習指導要領改訂と大学入試のポイント学習指導要領改訂と2025年度以降の入試新課程における大学入学共通テストの変化英語4技能化とその対策総合型選抜入試と学校推薦型選抜入試

【学習指導要領改訂と大学入試の概要】

現在、世の中は大きく変わろうとしています。AI等の科学技術の発展に伴い、知識を持っていることよりもその知識をいかに活用できるかが重要になってきています。それはまた、正解の無い問いを解決していくことのできる人材が求められているということでもあります。さらに、これまでよりもグローバル化が進むため、英語力が重視されていくことにもなります。激変していく時代に即した人材を育成する必要があり、大学入試が大きく変わることになりました。その大学入試の改革自体については、大学受験を控えている高校生・保護者の多くの方がご存知かもしれません。では、具体的にどのように変化するのでしょうか。大きく変わることは3点です。この3点だけは必ず知っておかなければなりません。

まず、センター試験が2020年1月をもって終了し、2021年1月より大学入学共通テストが4回実施されました。2025年1月からは新課程入試が始まり、新しい教科として『情報Ⅰ』が導入されます。また、社会科は大幅に改編され、国語はこれまで80分であった試験が90分になり現代文が1題増設されます。数学ⅡBは数学ⅡBCとなり60分から70分の試験となります。さらに、英語は覚えるべき語彙数が3000語から5000語に増加するため、難化することが予想されます。他教科についても実生活に関して記述された文章が増加し、処理しなければならない文章量は格段に増えています。

次に、英語が4技能(読む・聞く・話す・書く)で評価されることです。これまで、共通テストでは(読む・聞く)、個別入試の多くでは(読む・書く)の2技能の力が問われてきました。近年は英語外部検定利用入試が導入され年々拡大傾向にあります。現在全私立大の約4割がこの制度を導入し、受験機会の増加や大学入学後にも役立つといった理由から英語外部検定の受検は一般化しています。その受検では4技能で英語力が測られます。

最後に、かつてのAO・推薦入試に関してです。かつては、学力試験を免除し、調査書・小論文・面接等で合否が決定されることが多々ありました。しかし、現在はAO⇒総合型選抜、推薦⇒学校推薦型選抜と名前を変え、学力を測る試験が必須化されます。学校の内申さえ押さえておけば大学に入学できる時代は終わりました。課題の内容は非常に高度なものです。1冊新書を読んでの論文、あるテーマに沿った論文発表など一筋縄ではいきません。

上記3点に先立って近年、東京の有名私大への合格が難しくなっていました。都会志向による大学生の都会密集を解消、地方活性化を狙い文部科学省が2016年度入試から私大の入学定員厳格化を打ち出したことの影響です。私大のほとんどは、志願者数が増加したにも関わらず、合格者数を絞ったため『これまでなら合格出来ていたはずの大学に合格できない』という状況が続いていました。入学定員厳格化は総定員数に緩和され、早慶上理、GMARCH、成成明学獨国武、日東駒専のトータルで見れば2023年度は2022年度より入学者は増加しました。ただ毎年合格者が前年より増加していくわけではないため注意してください。上位学年に欠員があれば合格を増やすというだけです。

学習指導要領改訂と現在の大学入試に関わる3点においても大学入試で合格を勝ち取ることはできます。その学習指導要領改訂と大学入試の実態と対策を以下の主要5ページにて徹底解説しておりますので、ぜひご参照ください。

学習指導要領改訂と2025年度以降の入試
新課程における大学入学共通テストの変化
英語4技能化とその対策
総合型選抜入試と学校推薦型選抜入試
数学・国語の記述化と対策
参考:配布チラシ:私大の難化と大学入試改革、pdfファイルもご参照ください。


その他、大学入試改革に関する記事を以下に集めておりますので、こちらも気になる記事がありましたらお読み頂き、ご参考にして頂ければ幸いです。