勉強のやり方
2019.10.04
当塾では必ず勉強のやり方から教えています。
勉強のやり方の基本的考え方は当塾が示している「勉強の三原則」に沿ったものです。
自分の学力をあげるには自分ができないことがわかり、それを自分の力でできるようにすることが必要です。
勉強の三原則はそれをわかりやすく示しております。
一、できるところとできないところをわける
二、できないものをできるようにする
三、本当にできるかチェックする
まず一つ目ですが、本人ができないものを見つける必要があります。
入塾前の学力判定テストもこの考えからきています。
その生徒のできないところ(戻らなくてはならないところ)を見つけてあげて、それをできるようにカリキュラムを組んでいくのです。
普段の勉強も演習をして、できなかったものには必ず印をつけさせます。
テキストに書き込ませないという指導も間違えたものを解き直す必要があるからです。
二つ目は、できないものが見つかった後、それをできるようにします。
これはもちろん塾なので、わからないものを解説したり、類題を解かせたりして、できるようにしてあげるのは当たり前なのですが、自分で解説を読み、わかったのであればそれで問題ありません。
自分で調べたり、解説を読み理解するといった力は必ず身につけるべき力です。
それでもわからなければ、しっかり助け舟を出してあげ、できるようにしてあげます。
三つ目は、最後の大事なチェックです。
できるように教えてあげても、本当に理解しているか、また自分でわかったとしても、次にやったらできるのかというところを確認しなければなんにもなりません。
当塾がチェックテストや繰り返しを意識して指導しているのはそういった考え方からです。
定期テストも最後に総確認できるようにスケジュールを組み、その通りできたこは間違いなくいい点を取ってきます。
ギリギリの計画で、最後にできるかどうかのチェックをする時間がとれないと、一度はできていたとしても、本番忘れてしまったということもあります。
受験も定期テストも大事なことは「だれもが解ける問題」「解けるか解けないかわかれる問題」「誰もが取れない問題」の中で、「だれもが解ける問題」「解けるか解けないかわかれる問題」までしっかり取れるようになることです。
これには難しい問題をたくさん挑戦する必要はなく、基本事項をすばやくアウトプットできるようにし、基本と基本の組み合わせに対応できるようにすればよいのです。
塾に行っても行かなくても、勉強の三原則で勉強を進めれば、必ず伸びます。
逆にどの塾に行っても、授業を聞いているだけで、できるようになるための行動をしなければ、どうやっても伸びません。
当塾が演習中心なのも、どんどんできないものを見つけてあげて、できるようにしていくためなのです。
いまいち勉強がうまくいっていない方、もう一度自分の勉強のやり方を見直してみてください。