内部進学に際しては、学校の成績が重要になります。また、推薦をいただくわけですから、生活面でもあまり悪目立ちするようなことにならないよう留意しましょう。
学校により基準は様々ですし、総合大学の付属となりますと、行きたい学部・学科によって推薦基準が異なる場合もあります。また、その基準も学校側の裁量ですので、「今年から基準を変えます」ということも十分に起こりえます。なので、まずは推薦の基準がどうなっているのかを学校の先生に聞いてみましょう。できるならば自分の進路をはっきりさせ、進みたい方向性を伝えた上でアドバイスを聞く、という聞き方がよいと思います。
さらに、学校によっては資格取得を条件に盛り込んでいるところもあります(英検2級などが挙げられます)。資格に関しては学年による制限は通常ありませんので、可能な限り1・2年生の間に取得してしまうのがベストです。英検の勉強をすれば学校の英語の授業を理解する助けになります。それを3年になってから始めるより、1・2年生のうちに進めておいたほうが予習としての効果は高くなります。また、内部進学一本に絞っていたとしても、3年生の勉強量は決して少なくないし、検定試験を受けられる回数も絞られてしまいます。そういった意味でのプレッシャーもあり、ギリギリまで放っておくことはお勧めできません。
後から挽回するのではなく、早期に手を打っておきましょう。
最終更新:2016/06/02