受験生になったみなさんへ 厳しい受験を勝ち抜くために
2018.04.25
春期講習も終わり、まもなくゴールデンウィークがきます。センター試験まで10ヶ月を切りました。
新高三生のみなさんは「受験生」と呼ばれるようになりますが、自分の受験への心構えはできていますか。
各学校では昨年度の受験結果の報告や説明会があったと思います。
その中身はほぼ「受験が厳しくなった」「早くから準備しなさい」というものでしょう。
学校によっては高二生に今から受験準備をしなさいといっているようです。
ここで、どのように考え、戦略をたてたら受験がうまくいくのかということを今の厳しくなった現状を踏まえ書かせていただこうと思います。
まず「一般受験が厳しくなった」「日東駒専でも簡単に入れない」といった話を聞いた受験生の中に、部活もやってるし、勉強得意じゃないから、AOで大学に行こうと考える人が例年以上にでてきます。
もちろん今の時代AOや推薦で大学に入る人は受験生の半数近くにのぼっています。ですから選択肢の一つとして考えることは間違いありません。
ですが、「一般受験が厳しいからAOで」と考えるのは危険です。
あくまでAOも視野にいれつつ、一般受験になったときのことを考えた受験の基礎づくりがベストです。
上にも書いた通り、AOに流れる人が増えると予想される中、面接と小論文で勝ち抜ける自信はありますか。
そこに賭けるのはあまりにも無謀と言わざるを得ません。
必ず一般受験になったときのことを考えて、受験のための準備はしてください。
ここで、その受験のための準備について、詳しく書かせていただきます。
厳しくなった一般受験でどう勉強を進めていくかですが、いままででしたら、受験は3科目の場合、2勝1敗か1勝2分けで受かる状況でした。多少苦手科目があっても、他で挽回できましたし、得意科目があれば、他のものはぎりぎりでも良かったのです。
しかし、今の状況はそうはいかなくなりました。
絶対的に英語では勝たなくてはいけません。志望校の英語で負けるということはそのまま不合格を意味します。それくらい合格者層の英語の点数は上がっています。英語の点数での負けは挽回できないくらいになってしまいました。最低7割~7割5分は必要でしょう。実際目標としては8割を目指してやらないといけないでしょう。
あらためて言い換えてみると、英語が志望校のレベルに達しない限りその学校への挑戦権はないということです。
例えば国語、地歴公民がMARCHレベルに達していたとしても、英語が達していなかったら、MARCHはかぎりなく厳しいということです。
これは成成明武、日東駒専でも同じです。
ではみなさん、現在学校の英語はついていってますか。模試でも点数は取れていますか。
よく自分の実力を見てください。
英語は時間がかかる科目です。
ですが、やり方さえ間違わなければ確実に上がります。
当塾でも偏差値が50に満たない、または30台だった生徒でも英語は正しい勉強をして、大きく伸びています。そして合格に結び付けています。
また2年生の生徒で、1年生から通って、同じように正しい勉強をし、高1の3月の駿台模試で偏差値60を超えました。
高一で駿台を受ける受験層から考えれば、とてもいい成績だと思います。
正しい勉強というのは、生徒一人一人のつまづいているところ、できないところを見極め、そこまでしっかり戻って、積み上げていくということが基本となります。ベースができたその後は決まったステップを踏ませるだけです。
当塾が受験相談、学力判定テストを体験授業の前に必ず受けていただいているのはその上記の見極めこそが学力を伸ばすのに大事だと考えているからです。
現状認識こそ逆転への第一歩です。
このままで自分は大丈夫なのか、あの大学に行きたいけど今のやり方で行けるのか、この科目がどうも伸びないなど様々な悩みや不安が受験にはあります。
個別学習会はそういった悩みや不安をもつ受験生をたくさん指導し、逆転合格へと導いてきました。
厳しい受験だからこそ私たちの力の発揮どころだと確信しています。
ぜひ現状把握、受験戦略、学力向上のために、当塾に御相談ください。