英文解釈やりすぎるな 大学受験での陥りやすい罠 最近の入試傾向を踏まえての考え方
2025.07.16
英語の長文を読めて解けるようになることは現在の大学受験において絶対必要なことです。
英語の重要性は今までも話してきたので、今回は言及しません。
今回はその中の英文解釈についてです。
英語ができるようになるステップは最近はどこを調べても、だいたい統一されてきた感があり、みなさんが理解されていると思います。
ざっくり言うと
英文法の基礎(中学範囲、高校範囲)→英文解釈→多読、速読の順に進めていけばオッケーです
ここで文法の基礎ができた後の英文解釈(SVOCや修飾関係などの英文の構造をとらえるもの)の位置づけを勘違いして欲しくないので、あらためて書こうと思いました。
まず第一に、日本で生まれ日本に育ち、英語の学習は学校の教育課程に沿ってやってきた人は、絶対英文解釈をやる必要が7あります。
幼い頃から英語に触れ、日本語に近い感覚(文法というものを意識せずとも内容がわかる状態)がある人はやらなくてもいいと思います。
ですから、ほとんどの人が英文解釈をやる必要があるのですが、最近の英語入試のトレンドを理解してないと、英文解釈を誤解してしまい合格に近づけません。
「絶対必要」な英文解釈ですが、「極める必要がない」のが英文解釈の最近の傾向です。
最近の英語入試の特徴は共通テストの英語が最も顕著にでていますが、「速く処理する」ことが求められています。
これは私大英語にも言えることだと思います。
文法問題はどんどん少なくなり、長文が多くなり、文章自体もどんどん増えて長くなっています。
ゆっくりじっくりウンウンうなって、こうかなああかなと考えて和訳をするような骨太な英文はほとんどみかけなくなりました。
昔から名著と呼ばれる英文解釈の参考書もありますし、現在も英文解釈の新しい参考書は増えていますが、必要なレベルは現在早慶上智等のトップレベルでもそこまで高くないです。
受験レベルのオーソドックスな英文解釈力さえあれば、ほとんどの大学で通用します。
もっともっと上へとなる必要はまったくありません。
決してやり過ぎないように。
ただし、オーソドックスな英文解釈力がつくまでは繰り返しやってください。
一応、だいたいの目安はセンター試験、共通テストの英文と選択肢は正確に読めるくらいの力です。
それがクリアできれば、さらに上の参考書にいかなくても問題ありません。
さっさと多読に入り、単語力をつけ、速読できるようにしましょう。
文法問題集や英文解釈といったものは楽しくなってきてしまい極めてしまう人もいるのですが、最近の入試では、それらを極める=合格ではないので気をつけてください。
ちなみに余談なんですが、私が今まで知り合ったここ10数年の塾生、講師含め、「現役で」早稲田に合格している方たちはほとんどの人たちが、文法もそこそこで、なんとなく速く読める人です。





