勉強は間違えよう!
2023.02.04
勉強の仕方というものはとても重要です。
もちろん重要なことはみなさんわかっていると思います。
最近は世の中が情報に溢れています。
勉強法についても、調べれば山ほどでてきます。
私が常に思っていることは勉強法にこれが正しいといった最適解が存在するわけではないということです。
最適解は存在しないけど、してはいけないことなどははっきりしていますし、基本の勉強の仕方はあります。
最近の高校生などはどれが一番いいのかを探してしまっている気がします。
気持ちはとてもわかります。
「これをやったら偏差値〇〇から〇〇へ」
「これやったら学年〇位」
これは私が最近みたyoutubeのサムネイルの文言です。
高校生だったら、そうなのかぁって思って影響を受けると思います。
でもやってみた結果、うまくいかなかったら、またおそらく同じことを繰り返すでしょう。
情報が嘘を言っていると言いたいわけではなく、それが万人に当てはまるということはないと言いたいのです。
だから、基本の勉強法を身に着けさせて、そこからそれぞれに対して工夫をしていくことが一番大事だと考えています。
ここでタイトルにも書きましたが、まず大事な勉強法の1つが「間違える」ということだと思います。
勉強とは結局は自分が必要な試験のために学力を上げることです。
試験というのは実力が問われます。
定期試験と入学試験はもちろん異なりますが、範囲の違いが大きいだけで、出された問題に対して自分の実力で解くということに変わりはありません。
実力というものをつけるのに大事なことは「自分一人で解けるかどうか」です。
その場で習ったことをその場で問題に当てはめて解くのはおそらく大半の人はできます。
問題集も左に基本事項がまとまっていれば、それをみながら解くこともおそらく大半の人はできます。
でもそれは実力と言った意味ではだいぶ程遠いものです。
だからこそ時間が経ってから、解いてみて間違えることによりどこまで自分が理解しているのかがとてもよくわかります。
そして、何が原因で解けなかったのかわかれば、そこを意識してやれば間違いなく自分の実力はつくでしょう。
当塾でも勉強の三原則に則り、間違えたものを大切にしていますが、他のところでも〇△✕法などのように言って、指導してらっしゃる人もたくさんいます。
とても大事な勉強法なので、どの学生にも大事にしてほしいです。
練習ではいくらでも間違えてよく、本番のための間違いであることを認識しなければいけません。
間違うことが嫌というところから脱却しなければいけないのです。
久しぶりに基本の勉強法について書いてみましたが、巷の情報過多をとても感じているのであらためてこれが誰かの目にとまってくれたらと思い書かせていただきました。
「何回やればいいですか」「何周やればいいですか」ってとても無意味な質問です。
目安はあるかもしれませんが、答えは「自分でできるようになるまで」です。
そしてそのための「やり方」はたくさんあるので、「どうやったらいいですか」はとてもいい質問ですよ。
今の時期塾を選んでいる方が多いと思いますが、いい質問をしてその塾の引きだしを聞いてみてください。
三鷹個別学習会 代表 前山