高校1.2年が大学受験へ向けて冬休みからやらなくてはいけないこと
2023.12.07
12月に入ってやっと寒さを感じられいよいよ冬っぽくなってきたなと思います。
寒くなってくるとどうしても受験間近を意識します。
今日は高校1,2年生の冬の過ごし方を書こうと思います。
まず共通して言えることは、英語に苦手意識がある場合、最優先で英語に取り組みましょう。
単語を日々の習慣にすることから始め、自分が苦手になったところまでちゃんと戻りやり直しをするのです。
学校が無い期間のやり直しは非常に効果的です。
スピード感をもってテキストに取り組めるので、全体像を把握しやすく、且つそれぞれの文法事項のつながりも見えてきます。
1年生はできれば高校内容の文法までやってしまってください。
2年生は急いで文法を終わらせ、英文解釈に入りましょう。
ここからは英語以外のアドバイスです。
まず文系の人は古典文法大丈夫ですか。
やはふやなままテスト受けてませんか。
しっかりと助動詞を覚え、敬語の理解をしていなければなりません。
この時期に1冊薄めのドリルをやるべきです。
理系の人は数学です。
英語はもちろんなのですが、文系と違って科目の余裕はありません。
できるだけ早く数学を先へ進めて数ⅢCまでをいつ終わらせられるかの計画を立ててください。
理系の成功のカギは数学の未修範囲がいつ無くなるかということです。早ければ早いほうがいいです。
できないところをこだわって復習することもダメではないのですが、早く最後までやってしまってから各単元の演習を重ねていくほうが、合格の確率は上がります。
理科が1科目なのか2科目なのかも大事ですが、理科が重ければ重いほど数学はできるだけ早く最後までいきましょう。
理科基礎が後半ボロボロになった1年生はその科目をこれから使うのであれば絶対復習して克服しましょう。
生物と違い、物理や化学は最初の単元からあとの単元までつながりが強い科目ですので、復習しなければできるようになりません。
今の自分の現状に合わせて、優先順位を明確にし、あれもこれもではなく、確実に進めてください。
今は様々な勉強ツールがあり、自分でできる人はどんどん自分でやりましょう。
何からやったらいいかわからない、やらなきゃいけないけど時間がないといった人は塾等の環境を有効に活用しましょう。
ご相談に関してはいつでもお受けしております。
三鷹個別学習会 代表 前山 大