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三鷹個別学習会ニュース

教育系映像コンテンツの増加で気を付けること

2020.09.28

今日は映像コンテンツの利用について書きたいと思います。

最近コロナの影響もあってか、たくさんの教育系映像コンテンツが提供されています。

youtubeの中にもたくさんの教育系youtuberと呼ばれる人が載せている動画であったり、もちろんスタディサプリなどのサービスもそうです。

私は全部を隅から隅まで見たわけではないですが、いろいろなものを見させていただいて、内容についてわかりやすさなど含めて非常にいいものだと思います。

みなさん教育の格差を無くすためだったり、作成している心意気に対して私は素晴らしいと思っています。

ただ、このようなコンテンツが充実するのはいいことだと思う反面、やはりどうしても映像コンテンツの性格上、一方通行であるということは大きな問題であると感じています。

学習には、理解→実践→定着という段階があります。

映像コンテンツはこの理解の段階としてはとてもいいレベルのものを提供しています。
どれも基本や優しい問題から過去問解説まで、塾側からの目線で見てもとてもわかりやすく作られています。

しかし実践や定着というところまでというものはほとんどありません。
数問の類題があるものはまだ少しはマシですが、ほとんどは、解説しました!わかりやすいでしょ!はい、終わり!となってしまいます。
見る側の生徒たちはこの後自分でしっかり考えて行動しているのでしょうか。

使い方として、学校で習ったけどイマイチわからないから動画でそこだけ補強しようとかそういう使い方はいいと思います。

ただ何も考えずにわかりやすいから使おうというのはとても危険です。

模試を受けて全然点数取れないということが起きかねません。

提供する側はとてもいいシステムです。
一度作ってしまえば、ずっと見てもらえるので、ビジネスとしてのシステムとしては優秀だとは思います。
しかし、教育する側として疑問は投げっぱなしでいいのだろうかと思います。

顔も見れない不特定多数に投げて、どうぞ自由に使ってください。できるかどうかはわかりません。

というスタンスは私はとりたいとは思いません。

これはあくまで教育的立場ビジネス上の立場いろいろありますので、どっちがいいとか悪いとかではないです。

とにかく気を付けてほしいのは、使う側の意識です。

どう使うかをしっかり考え、利用してほしいです。

最後はどれだけ演習したかというとこに行き着きます。

決してそこの部分を抜け落とさないでください。

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